まともな集団(企業)が、極端に少ないのは何故か?
世の中には、花王やSONY、HONDAとか、優秀とされる企業は確かにあると思います。でもその数は、企業の圧倒的な数に比べ、ごくわずかです。
ほとんどの企業は、成長力(創造力)が貧弱で、現在の利益を守ることしかできない機械的・官僚的な組織構造を作り上げ、新しい創造性を発揮することを自ら困難にしています。
ミンツバーグの「組織のライフサイクル・モデル」をみても、「組織が長く続くこと」が組織の創造力を損ない、官僚的にする作用をもっているように思います。
では、なぜそうなっていくのか? どういう集団心理?集団力学?的なものが働いているのかがわかりません。
勝手な仮説としては、
組織の構成員を、
・他人志向(人より上や先に行きたい)
・自分志向(個々の価値観の実現や表現)
・帰属派(多数志向、所属集団の規範へ帰属)
の3つに分けると、
企業で出世するのは、他人志向が多いと言う調査を見たことがありますので・・
↓
「出世型の他人志向が企業を支配し、自分達のパワー保持のために閉鎖的な組織構造を生み出し、自分志向から出てくる新たな価値の創造をつぶしていく・・」
ということを想像をしています。
ネットで検索しましたが、うまく探せません。
組織や集団の心理構造の成長と衰退、その要因について、参考になる学説や書籍があれば教えてください。