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着物と浴衣の違い
初めまして。 単刀直入に聞きます。着物と浴衣の違いは何ですか? 今海外で生活をしているのですが、たまにこのことを聞かれます。どのように説明をしたらいいのか分からず、いつも分からないと言ってきました。それなので、今度はちゃんと説明できるよう、どなたか私に教えてくれる人がいれば幸いです。
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- chibuchibu
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No4で回答させていただいたものです。 先ほどの回答の中に誤りがありましたので、訂正させていただきます。 >浴衣は夏の夕方以降に外へ着て出歩くものではありませんが 上記は誤りで 浴衣は夏の間、しかも夕方以降に外へ着て出歩くことが可能で、昼間は着る物ではないとされていますが が正しいと思います。 (色によって、夕方以降の浴衣と、昼間も着られる浴衣がわけられるのですが、もっと本来は人前で堂々と着る物ではない、とされていたようです) お詫びして訂正いたします。
- chibuchibu
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はじめまして。 私ならどのように説明するかな、と考えてみました。 1:そもそもは、他の方も回答なさっておられるとおり、 バスローブのように使われていたのが浴衣で、服として使われていたのが着物、ですが、浴衣は、お風呂上りに室内でのみ着られるバスローブが、お風呂上りにほてった体を冷ますため、夕涼みのお散歩がてらに外にも着て出かけるようになって、どんどん「夏のおしゃれ着」へと変化していったもの。 (寒いとお風呂上りに外へ出ようと思わないため) 2:そのように初期の使用目的が違うため、素材が違います。着物は基本的には絹(シルク)で、浴衣は綿で作られています。 3:厳密にいうと、浴衣は夏の夕方以降に外へ着て出歩くものではありませんが、現代の日本人は、浴衣をカジュアルな着物と位置づけて、主に夕方から夜にかけて行われる「夏祭り」や「盆踊り」、「花火大会」などでのデートを楽しむために、一日中外出着として着用しています。 また、日本の温泉街では、温泉宿に宿泊して外湯めぐりなどをする湯治客も、一日中浴衣を着て、温泉を巡ります。 というのはいかがでしょうか。
- sacristain
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確かに外国人には(若い日本人にとっても)、着物と浴衣の区別はわかりにくいでしょうね。 #2の方がすでにご回答なさっている通りです。 外人に説明する時は、着物はtailored clothingで、浴衣はsportwearと お答えになるといいと思います。 つまり、着物はスーツの類で、浴衣はTシャツにジーンズに代表されるような カジュアルウェア、ということです。
- mokimokimoki
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入浴や湯上りに着ていた帷子の湯帷子(ゆかたびら)から「進化」した浴衣。 湯上りとかに着て夏の家でのあくまでプライベートなものであり、決してフォーマルなものではない。 現在の「浴衣(結構高価になった。)」は、(まあ、つい最近ではあるが)日本人が和服に親しんでいた時の浴衣でもない。生地もあんなものを着ていたらさぞや暑いだろうに「ご苦労さん!我慢大会!」といつも思わすような素材である。着付けもあんなようになってしまった。うっかりすると足袋まで履いてシャアシャアと歩いている。フォーマルな「空間」まで足を運んでいることであろう。無知とはオソロシイこと! 和装業者が昨今の着物離れに歯止めを架けるためにあのような「商戦」を繰り広げ、あんな「風俗」が「進化」していくことは日本文化にとって忌々しいことである。 あんな高い、敢えて「浴衣」とカッコ付きで表記するものを購入するのなら、夏物の和服の小粋なものを着てオシャレに歩いてもらいたいものである。
- ooozzy
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『ゆかたは、漢字で書くと「浴衣」。 平安時代、貴族が入浴の時に着た麻の単がそもそもの始まりとか。その後、湯上がりに着る白地の晒し木綿の着物を「ゆかた(浴衣)」と呼ぶようになりますが、江戸時代以降、これが夏の普段着として用いられ、現在の形になりました。 今や、夏の外出着となった感じの強いゆかた(浴衣)ですが、フォーマルな場には向きません。』 という訳から、「着物はカジュアルな和服」で「着物はフォーマルな和服」ということだと思います。