>回答していただいた5-2不規則性視野狭窄に近いと思うのですが!?
お書きいただいた内容だけでは、何とも言えません。
仮に不規則性視野狭窄だと推定されるとしても、実際にそのとおりなのかどうかということは、あくまでも専門医が判断することです。
したがって、私や質問者が勝手に解釈してはなりません。
障害認定を受ける場合には、恣意的解釈(自分に都合の良いように解釈してしまうこと)は禁物です。
視野についても同様です。
過去にゴールドマン視野計で測定した視野データがあるにしても、実際に手帳を取得できるか否かを決定づけるのは、そのデータではありません。これから先、指定医に診断してもらった結果によるのです。
>担当医からは視力が高いのでこれでは無理だといわれました。
>右の目は正常で1.2、左は裸眼で0.7~0.9です。
>左は眼鏡をかければ1.2になります。
視力がきわめて高いですね。
視力だけを見れば、全く視覚障害には該当しません。
ところで。
求心性視野狭窄(=眼球の中心部からしか見えない、正面しか見えない)が疑われる場合には、まず最初に「周辺視野」というものを測定(それぞれの眼を片方づつ)します。
上下左右&斜め上下左右の8方向の正常視野の範囲(但し、正常視野は不規則な楕円形をしています)に対してどの割合まで見えるかを方向ごとに測定し、折れ線で結びます(結ぶと、一定の図形になります)。
図形化された「周辺視野」(右・左それぞれ)を見て求心性視野狭窄が明らかであれば(面積と形状から判断されます)、ここで初めて「両眼の視能率による(「中心視野」の)損失率」を算出します。
言い替えると、周辺視野の図形の面積と形状が満たされなければ、この段階で却下されます。
この可能性(却下される可能性)が否定できないため、やはり、手帳を取得できるか否かは何とも言えません。
また、視力が十分にあるため、その「視力の良さ」によって視野狭窄を補うことが可能である、と考えられてしまう危険性もありえます(専門医の所見次第)。
最後に、「両眼の視能率による損失率」の計算方法がわかりにくかったようなので、形を変えて記載しておきたいと思います。
(算出される結果は同じものです)
※「外=95度」です(前回の「外=90度」は誤記)
○右眼 ○左眼
ア 上 上 正常者=60度(右・左とも)
イ 内上 内上 正常者=60度(右・左とも)
ウ 内 内 正常者=60度(右・左とも)
エ 下内 下内 正常者=60度(右・左とも)
オ 下 下 正常者=70度(右・左とも)
カ 外下 外下 正常者=80度(右・左とも)
キ 外 外 正常者=95度(右・左とも)
ク 上外 上外 正常者=75度(右・左とも)
計=560度
(⇒560で割る理由)
※以下の順に計算してゆきます
⇒ 右眼のア~クの「度」の合計=(1)
⇒ 右眼の視能率=(1)÷560×100=(2)(%)
⇒ 右眼の損失率=100-(2)(%)=(3)(%)
⇒ 左眼のア~クの「度」の合計=(4)
⇒ 左眼の視能率=(4)÷560×100=(5)(%)
⇒ 左眼の損失率=100-(5)(%)=(6)(%)
⇒ (3)と(6)のどちらか大きいほう=a
⇒((3)と(6)のどちらか小さいほう)×3=b
⇒(a+b)÷4=「両眼の視能率による損失率」
以上です。
あとは、専門医にゆだねて下さい。
先述したように、いまの段階では、はたして障害認定が通るかどうかは何とも言えませんので、あしからずご理解下さい。
補足
ありがとうございます。 担当医からは視力が高いのでこれでは無理だといわれました。右の目は正常で1.2左は裸眼で0.7~0.9です。左は眼鏡をかければ1.2になります。 6の視野の損失率ですが、手元にゴールドマン視野計で検査したものがありませんが前もって計算したときは確か85%くらいでした。上下とも8度を超えると見えずらく右は検査では4度くらいでした左に関してはほぼ見えますが、25度くらいだったように覚えています 回答していただいた5-2不規則性視野狭窄に近いと思うのですが!?分かるようでしたら教えていただけませんか? それと「両眼の視能率による損失率」がうまくわらないのですが・・・よろしくお願いします。