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古い映画のDVD: 吹替えなしが多い理由

 タイトルの通りです.  古い映画のDVDをレンタルなどすると,日本語吹替えのないものが多々あります.  何か理由があるのでしょうか?

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  • jfk26
  • ベストアンサー率68% (3287/4771)
回答No.5

DVDに吹き替えを収録する場合まず音源をどこから調達するかが問題になります。 まず第一にカットのないビデオ音源です。 しかし今でこそビデオ化されるとき、字幕版とともに吹き替え版が作られるのが当たり前のようになっていますが、少し前までは主要作品のみで、もっと前はそもそもビデオといえば字幕版のみでの吹き替え版は本当にごく一部であり、逆にテレビでは吹き替えが圧倒的で(深夜枠でさえも)字幕での放送などかぞえるほどしかなかったのです。 つまりビデオ音源はカットがなく理想的なのですが古い作品にはそもそも存在しない場合がほとんどなのです。 次に最近多いテレビ音源の利用です。 テレビ音源は二次使用料さえ払えば比較的安価で楽に手に入るようです。 ただ問題は音源の管理が杜撰で、過去に放送されたことは確認できても現在は音源が行方不明とか喪失などということが多々あるようです。 また仮に音源が存在しても音質が劣化していて使用不可能と言う場合もあるようです、ただ最近の技術に進歩は目覚しくこれらを修復して(劣化の度合いにもよりますが)使用することが可能になり、以前はあきらめていた音源も使える場合があるようです。 テレビ音源のもうひとつの問題はカットです。 その対応策として 1.カット部分を追加新録する(この場合なるべくオリジナルと同じ声優さんにたのむのですが、なにせ古い作品だと故人の場合も多く別の人がやるとそこだけ声が違うという事になる) 2.カット部分を字幕で処理 3.字幕の本編とは別にカットされた吹き替え版を併せて収録する など各メーカーそれぞれ独自の方法でやっているようです。 また一部のメーカーではカットのあるテレビ音源は不完全なものとして使用しないという方針をとって、完全新録の吹き替えを収録していますが、オールドファンにとっては昔の定番の声優の吹き替えが耳に馴染んでいて、いまどきの声優を使った新録は評判が悪いようです。 例えば「ダーティハリー」シリーズ(1~5まで)などは吹き替え収録の要望が高いのですが、テレビ音源はすべてそろっていて使用可能ですが、ビデオ音源はありません。 いっぽうメーカーはテレビ音源不使用という方針です、では新録といってもイーストウッドの定番の山田康雄はすでに故人なのでそれは無理、さりとて別の人にやらせれば恐らく大ブーイングの嵐になるでしょうから、一番無難なところで吹き替えはなし。 なんてことで吹き替えが入らないという事もあるようです。

その他の回答 (4)

  • love_neko
  • ベストアンサー率28% (409/1460)
回答No.4

こんにちは。 あくまで私の考えですが 例をあげるとアマゾンなどで検索していただくとわかるのですがオードリーの「シャレード」などは2090円のと500円のが違う会社から販売されています。2090円のは日本語はありますが500円のはありません。 「荒野の七人」や「大脱走」などは声優のイメージを大切にしテレビ放映時の音声をそのまま使用してDVD化しています。 テレビ放映時の音声であれ新しく日本語を入れるのであれその版権をDVD発売元は購入する必要があります。すでに残っているものの版権も安いとは思いませんし新しく日本語版を作るのは結構な費用がかかると思います。それにもし古い作品で放映時の音声が残っていたとしても当時は通常2時間枠ですからノーカットの日本語はほとんど収録されていないことが多いと思います。そうなりますと放映時の日本語版の版権を購入しても一部日本語音声が無いということで製品化としては困難な問題が残るということになります。 以上のように ・テレビ放映時の日本語版はノーカットではない場合が多いので製品化が難しい ・新しく日本語を入れるのは費用がかかる ・ノーカット放映日本語版があったとしても版権購入の費用がかかる のような事情から「シャレード」のように500円の方は日本語がなかったり古い映画は字幕のみとなっているように思います。 ちなみに「駅馬車」も500円ともう1社高値で販売していますがこちらは両方、字幕のみのようです。

  • K-1
  • ベストアンサー率21% (832/3844)
回答No.3

ワタシも経費の問題とおもいます。 吹き替えの場合、翻訳と声優のギャラが余分に必要です。 それだけの経費をかけて元をとれるかというと怪しいものです。 最近古い映画のデジタルリマスターが多いのは、ぼちぼちフィルムが劣化しつつあり、保存の関係もあるようです。 まだ使用に耐えるうちにデジタル化しておこうというわけですね。

  • Jinjim
  • ベストアンサー率24% (81/332)
回答No.2

単に経費の問題かと。すごく安い値段で売られてますよね。

  • hiroko771
  • ベストアンサー率32% (2932/9040)
回答No.1

最初から吹替えで上映(TVも含め)がないものはともかく 古い時代の音声テープ(磁気)は、長期保存には非常に弱いので 劣化して再編集が困難で断念せざるを得ない…と言うのと、 著作権の関係で、映画会社かTV局のどっちかが使用許可に至らなかった場合 (出演俳優さんと関係が有る場合も有る) 他にも、火事などで音声テープが消失した物や、 今の倫理基準で不適切な表現(台詞)が使われてる…など

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