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第2世代と第3世代とは、
第2世代と第3世代とは、どういう違いがあるのでしょうか? 通信速度が10倍以上とありますが、よく分かりません。 F900iは第何世代に当たるのでしょうか?
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ちょっと専門的な話になって申し訳ないのですが、ちょっと補足というか、 No3さん、大変申し訳ございませんが、少しだけ突っ込ませてください。 実際の電話の利用には何の役にも立たないとは思いますが、念のために書いておきます。 本当の分け方であれば、電波に乗せて情報をやり取りする際の方法の違いによって世代が分かれます。 第一世代:FDMA(周波数分割方式) 第二世代:TDMA(時分割方式) 第三世代:CDMA(符号分割方式) というのが正式です。第一世代は、昔auがまだIDOだった頃、「TACSミニモ」という名前で発売していた 携帯電話がそれに当ります。 ラジオと同様に、利用する人毎に少しずつ周波数帯域を変えて通信するしくみです。 (今この人が○○MHzを利用していたとして、その横で別の人が電話をする時は、 そこと少し周波数の異なる××MHzの電波で通信を行うといった感じ。) 周波数帯域という言葉が分からなければ、「電波の種類を変えて」くらいに解釈してください。 第二世代(TDMA)は、電波を細かい時間ごとに区切って、この瞬間はあなた、次の瞬間はあなた・・・というように切り分けて利用する方法です。 第三世代(CDMA)は、やりとりするデータにそれぞれ固有の信号を混ぜて、 みんな一緒くたに一つの電波にまとめ通信を行う方式です。 auのcdma-oneは、第二世代の設備やインフラを極力利用しながら通信方式だけCDMA(第三世代の方式)を利用したため、 通信速度は確かにその時代の他社よりも早かったですが、便宜的に2.5世代とも呼ばれます。 また、第二世代が800MHz帯(ボーダフォンやツーカーは1.5GHz帯)、第三世代が2GHz帯を利用していますが、 周波数が高ければ高速にデータが伝送できるものでもありません。 理論的には周波数幅というものがデータ転送の速度を決定します。 それに周波数が高くなると障害物を通過しにくくなったり、 遠距離へ電波を飛ばす際に電波が弱くなるなど欠点も多いのです。 ここには、どの周波数を利用してよいかという国の政策があったり(みんなが勝手に好きな電波を利用したら 混信だらけになってしまいますから)、しくみや仕様を万国共通にすることで輸出にも対応しやすいように したりと、実に色々な思惑があって決まるものなのです。 長々と小難しいことを書きつらって申し訳ありません。 ・メールに動画をつけて送れる。(ボーダフォンの第二世代でもできますが) ・着うたがダウンロードできる。 ・TV電話ができる(できない機種もありますが) ・パケット使い放題コースがある(PHSにもありますが) 少なくとも上の内3つを満たしていれば第三世代というところで、今のところはOKじゃないでしょうか?
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第2世代、第3世代、というよりも2G、3Gという言い方のほうが多いみたいですが、大雑把に言って通信方式⇒通信技術が 1G HICAP(ドコモ)、TACS(セルラー)⇒アナログ 2G PDC、cdmaOne ⇒TDMA/CDMA 3G W-CDMA、cdma2000 1x ⇒CDMA となっていて、FOMAの場合はW-CDMAで3Gということになりそうです。 しかし、この「第○世代」というのは、もともとIMT2000を基準とした考え方ですが、これからはずれて勝手に「○.○G」なんていう呼び方もあったりするから、話は複雑。 詳しい話は、以下を読んでいただくといいかな、と思います。 Mobile:今週のモバイルキーワード「1G【いちじー,わんじー】」 http://www.itmedia.co.jp/mobile/0103/12/keyword_1.html Mobile:今週のモバイルキーワード「2G【にじー,つーじー】」 http://www.itmedia.co.jp/mobile/0103/12/keyword_2.html Mobile:今週のモバイルキーワード「3G【さんじー,すりーじー】」 http://www.itmedia.co.jp/mobile/0103/12/keyword_3.html Mobile:今週のモバイルキーワード「2_5G【にてんごじー】」 http://www.itmedia.co.jp/mobile/0103/12/keyword_4.html 2010年にやってくる? 4Gとは何か http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0408/11/news055.html
- dyna43
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第1世代;音声のみ 第2世代;音声+データ通信、端末の小型化 第3世代;音声+データ通信、伝送速度の高速化 と言う分け方が一般的です。 伝送速度が速くなったと言っても、判断が難しいところです。(第2世代のauでも128kbpsでてましたので)なので、このような考え方はどうでしょう。 携帯は電波を使用しています。情報を伝送するのに使用する周波数が、異なるのが、一番の特徴ではないでしょうか。 第2世代;900MHz帯、ほぼ満席状態で余裕がない 第3世代;2GHz帯、周波数が高いので高速伝送が可能 (数字は曖昧) 第2世代が混雑気味になってきたことと、伝送速度アップのために第3世代に移行しています。ヤフーは第2世代に参入しようとしたため、参入不可として、一時話題になったのです。第2世代の方が周波数的に詳しい経緯は長くなるので書きませんが。
- toorirugari
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- matsu_jun
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理屈で言うと、第2世代と第3世代は電波の受信方式が違うのですが、 これは電話を利用する上で意識することの無いことですので割愛します。 早い話がkawasaki2005様がお聞きの通り、通信速度が速くなったということです。 パケットという言葉はご存知ですね?これはデータの大きさを表すものですが、 はやりの着ムービーのデータの大きさをパケットで表すと、おおよそですが、 2400パケットくらいになります。 (1パケットはメールが全角で64文字と考えればおおよその目安となります) で、第2世代の携帯で通信速度が最速の機種で、最高の電波状態で かつ回りに誰も利用している人がいない場合でも、理論値で1秒当たり200パケット強の データしか読み込むことができません。当然電波が弱かったり、回りに携帯を利用している 人がいるとより少ないデータしか読み込めません。場合によっては1秒当たり50パケットも 読み込めません。これでは着ムービーのダウンロードも大変です。 たくさんのデータを一度に受信できるということは、理論的に通話時の音も よくなるということになります。 後は基地局というのも聞いたことはありますね。携帯の電波を拾うアンテナ設備ですが、 実は第2世代の携帯って、基地局1つあたり同時に3人しか通話できないんですよ。 今までは基地局を増やして対応してきましたが、第3世代の携帯の方式を利用すると 50人もの人が一つの基地局で通話できるようになります。 最後になりましたが、F900は第3世代と言っていいでしょう。