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CMはだれがつくる?

なかには芸術的なものもあれば、いかにも素人が作ったような感じのものもありますが、 CMというのは主にだれがつくるのでしょうか? 業種によって別れていると思うのですが、 製作のプロの人と、売る側の関係者がどのくらいの割合で製作に関与しているかまたはどこで主導権を握るかにとくに興味があります。

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  • kenkenkent
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回答No.6

まぁ、実際のところ、すでにある程度の知名度を持っている商品の場合、 CMを流したからと言って売り上げにどの程度影響するのかは謎なんですが、 視聴者全員の好みにマッチさせる事が不可能である以上、 作る側の自己満足になってしまうのは仕方の無いところでしょうね。 クライアントと製作側の力関係(?)もあるのですが、 複数の案を出した時に、製作側ではイチオシの案があり、 それを『絶対にコレがいいっす!』と押し切れるのか、 押してもクライアントの意向で別の案に決まってしまうのか。 別の案に決まったんだけど、それで売れ行きが芳しくない時に 『あ~、ダメでしたね、じゃあ別のにしましょう』なんて事を アッサリ言い切れる代理店もあるらしいです(元々その案を出したのは自分なのに)。 私は、クライアントに選ばせるどころか、元々の案に、 さらにクライアントの意見で手直しして、ボロボロにされた挙げ句、 売れ行きが良く無いからと言って怒鳴られた事があります。

noname#2813
質問者

お礼

完全に主導権を握られてしまったということですね。 (^ー^) CM製作の裏舞台が良く理解できたような気がします。 ありがとうございます。

その他の回答 (5)

  • kenkenkent
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回答No.5

う~ん、どうでしょうねぇ? 私は紙面広告ばかりで、電波広告は専門外なのでなんとも言えませんが・・・。 広告の仕方にはいくつかの方法があると思います。 1)商品の優秀性を押し出すもの 2)商品名を連呼するもの 3)商品とは全く無関係にイメージで攻めるもの などです。 欧米などでは、比較広告と言って、他社の製品を登場させ、 その他社製品をけなし(?)自社製品の優秀性を見せると言った方法もありますが (一時期ペプシがコカコーラを登場させてましたよね)、 日本では比較広告が禁止されていた(?)のと、 どうも、他をけなすと言う行為が、日本人の美徳に合わないのか、 あまり盛んではありません(ですので、比較対象はいつも 『当社従来品』な訳ですね)。 商品名連呼型のCMは、どちらかと言うと電波系の独壇場でしょうか。 紙面広告に、商品名連呼してもしょうがないですもんね(^^; ただ、商品名を連呼するばかりに気を取られて、 何の商品なのかが判らないと言うのも、困ったモンです。 それからイメージ広告ですね。商品だけでなく、企業広告の場合によく用いられますが、 これは、うまく作ると、ものすごくハイセンスでカッコイイCMができる事もありますが、 失敗すると、作る側のマスターベーション的な物になってしまう危険性をはらんでいます。 イメージ先行で突っ走り過ぎて、結局、何のCMなのかが全く判らないと言う。 例えば、最近ですと、テレビでたまにやってるんですが、 『SUNSK(サンズケー)』と言う会社のCM。訳の判らないアニメーションが流れて、 最後に社名とURLが出るだけなのですが、 『これを見せられて俺にどうしろと言うの?』って感じです。 わざわざホームページ見ろって言うのか? そもそも、わざわざホームページ見る価値があるのか?  わざわざ見た後で、全然興味の無いジャンルだったら、 単なる時間の無駄遣いじゃん。・・・ってな感じです。 考え方にもよると思うのですが、私は広告の目的と言うのも、 いくつかあると思っています。 例えば、あくまでも商品の優秀性を印象付け、購買意欲を掻き立てるところまで望むのか、 それとも、とにかくインパクトを与える事を重視するのか、とかですね。 インパクト重視のCMは、特にその瞬間の購買意欲に直結しなくとも、 印象には残りますので、その内に何かの機会に売り上げに繋がるかも知れません。 ただ、インパクト重視のCMは、どこを成功とするかが問題ですね。 視聴者に、良い印象を残すのか、+-ゼロでも、名前だけでも印象付けるか、 悪い印象でもインパクトを残せば良いのか。 例えば、武富士のCMなんかだと、インパクト重視のイメージ広告だと思うのですが、 特にあれを見て、『武富士に金借りに行こう!』とは思わないけど、 なんか頭には残りますね。 逆に、『3回、6回、10回~』のNICOSカードとか、 『カッパとタヌキ』のDCカードとかは、『商品説明+商品名連呼の中間型』だと思いますが、 私はアレを見るとチャンネル変えたくなります。 ついでに『何があってもこれだけは使ってやるか!』って気になってしまいます。 多分、ppooooさんにも、見てて好きなCM、嫌いなCMはあると思うのですが、 その『嫌いなCM』としてでも印象に残る事ができれば、 成功と取るのかどうかは、クライアントと代理店の考え方だと思いますよ。

noname#2813
質問者

お礼

複雑な事情があるんですね。 結構勉強になりました。 私がCMをみていても、 これじゃ何が何だかわからんというものは結構あります。 まあ、そういったCMでも出す側は自己満足しているんでしょうけどね。

  • kenkenkent
  • ベストアンサー率30% (565/1854)
回答No.4

『主に』と言う事で良ければ、広告代理店でしょうね。 まぁ、広告代理店と言ってもピンキリです。 電通、博報堂などの様な、誰もが知ってる大手から、 私がいた様な、10人程度の小さなところもありますし。 ただ、テレビCMともなると、やはり、かなり大手の 独占市場って感じもしますけどね。 『実際に誰が作っているか』と言う事になると、 これは代理店によっても様々だとは思いますが、 社内の制作部で作ってしまうところもあれば、 専門の製作プロダクションに投げてしまう事もあります。 内容については、ケースバイケースだと思います。 完全に代理店におまかせにしてしまうパターンもあれば、 クライアント(広告主)が全権を握りたがるパターンもあります。 私は電波系のCMはやった事が無いので断言はできませんが、 私の経験の中だと、たいして広告の専門知識の無いワンマン社長の会社ほど、 主導権を握ろうとしたり、色々と口を出したりする傾向が強い様な気がしますね。 例えば、使うタレントやモデルをゴリ押ししたり、 最悪の場合、社長自ら出たがったり(釣り具の上○屋とか)。 『なんでこんな可愛くない女の子使ってんの?』と思うと、 実は社長の娘とか孫だったり(笑) それで、できあがったモノは、当然、素人クサイものになってしまいます。 逆に、システマチックに運営されている企業ほど、 割とこちらに任せてくれます。が、クオリティにはシビアです。 手抜きをしてクオリティの低いモノを作ると、次は無いかも知れません。 テレビCMでも、それまでは『どーしょもない』CMばっかりだった会社が、 急にいいCMを出す様になる事なんかがありますよね。 それは、代理店が換わったり、プロデューサーが換わったり、 と言う事が原因だったりする事もあります。

noname#2813
質問者

お礼

ありがとうございます。 社会の裏舞台が少しわかったような気がします。

noname#2813
質問者

補足

CMのなかには商品の内容や、斬新さ、すごさ等を全面に出してくるようなところと、 とにかく社名や商品名だけ覚えてもらえばいいやという感じのものがあるように思われますが、 CMをつくる側もそうした意識を持っているのでしょうか?それとも気のせいでしょうか?

  • eddy
  • ベストアンサー率23% (123/534)
回答No.3

わたしも以前広告代理店にいました。 ご質問にある「芸術性が高いもの」「素人ノリのもの」は制作するときに、それぞれの意向で作ります。 例えば、高級車のCMはそのユーザーむけに上品な作りに、安さ爆発~みたいなCMは素人ノリで、といったカンジです。 どっちがよいCMかは、宣伝効果ですから、記憶に残る方ですね。 どんなに制作費をかけても、印象が薄ければ、意味がないわけです。 制作の主導権ですが、これはケースバイケースですね。 代理店も、大きいところは社のイメージがあるからへたなものは作れないし、クライアントの力が大きいところだと、宣伝効果がないと思われるものも、いうこときいて作らなければいけません。 さらに、タレント事務所などがからんでくると、タレントのイメージもありますから、まとめるのが大変ですね。

noname#2813
質問者

お礼

力関係って結構微妙なんですね。 ありがとうございます。 とても勉強になりました。

noname#25358
noname#25358
回答No.2

 補足です。  CMの効果なんかなーんにも知らないワンマン社長が、独断と偏見で5万円くらいでやすっぽーいCMを作ることもあります。  その場合、その社長が作ったCMがそのまま深夜番組の合間に流れることになります(笑)

noname#2813
質問者

お礼

やはりそういうこともあるんですね。 そんな感じのするCMはいくつか見たことあります。 ここで名前は言えませんが。(^~^)

  • reis
  • ベストアンサー率46% (402/864)
回答No.1

基本的に制作は、専門の広告会社です。 電通、博報堂等の大手から、社員数名の小規模なものまで いろいろありますが、大手の名称は、誰でも聞いたことが あるのではないでしょうか? 広告会社と言っても、実際に目にするテレビCMの制作 しか行わないわけではなく、たとえば前出の大手広告会社 (フルサービス)の場合、実際には ・市場のリサーチ ・商品(クライアント側の売り出すものをまとめて商品と  します)のリサーチ ・広告と相乗効果をあげられる販売戦略、その他の提案。 ・それら全てを含めたうえでの企画立案。 ・実際の制作 ・その他の宣伝活動(イヴェントを行ったり、さらなる  周知活動です)。 ・広告データの計上。 ……と、単純にあげただけでもこのように雑多な業務が あります。 また、広告会社にもタイプがあり、上記のようなフル サービスの他に、各種業務を専門的に扱うものや、 ある固定の分野の広告を専門に扱うもの等、さらに細かく わけられます。 クライアントとの制作に関わる割合や主導権について ですが。 クライアントが自社内において、独自の広告制作部門を 持っていない場合。 まずプレゼン(企画検討)の段階で、クライアント側から 要望が出され、広告会社はそれを受けて企画立案し、 クライアント側の承認を受けて、着手します。 さらに、計画が大がかりであればあるほど、途中経過の 報告があり、その際にクライアントは意向を伝えることが あります。 つまり、最終的な権限として、クライアントが決定権を 持っているわけです。 また、クライアントが自社内において、独自の広告制作 部門を持っている場合。 この場合、外注の広告会社に発注されるのは、たとえば 撮影だけ、制作だけというように専門業務になるので、 ほとんどすべての主導権はクライアント側にあります。 このような仕組みは、日本では、ほぼどの業種においても 共通です。 まれに、新聞社等、既に広告媒体に関わる業種である場合 独特の形態もありえますが、規模が大きくなるほど、 専門の会社として独立した形のほうが有利ですので 100パーセント出資の子会社等の形で、独立してしまう例が 多いでしょう。

noname#2813
質問者

お礼

ありがとうございます。 とてもまとまっていて、大変勉強になりました。