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テクスチャー
Audioでテクスチャーとは具体的に日本語でなんということになるのでしょう?
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オーディオ畑の者です。 評論文などに使われる「テクスチャー」という表現と受け止めてよろしいでしょうか? 他にも技術的な専門用語として「テクスチャー」が存在するとすれば、それは別の方にお任せしますが、音楽そのものや音質などについて、その感想を文章にして表す場合の「テクスチャー」であれば ご存知のように、「texture 」 すなわちラテン語の「織り物」を語源とする英語ですが、 意味としては ◎ 織り物の織り方 / 織地 / 生地 ○ (皮膚・木・石などの) きめ / 手ざわり / 感触 あるいは組織・構造 などがあるようです。 私個人の受け止め方としては、従来であれば「ハーモニー」などと表現していた部分を、もっと掘り下げて「精緻に織り成されたもの」といった意味合いで使われているように感じます。 「芸術性を持った織り物」に例える場合が多いようにも感じます。 確かに、織り物は糸の素材や太さ、織り方、色使いなどで無限の可能性を持っていると思います。 また、私たちは日常的に生地(素材)の違いによる、手ざわりの違いを数多く体験しているため、構成要素や質感の違いを「織り物」に例えて表現された場合、イメージしやすいのではないか、とも感じます。 しかし、話し手がどのような意味合いで使うかによって微妙に異なるとも思われ、私の場合には「織り方」 「綾」 「生地」 「手ざわり」 「風合い」 「質感」 などと都合の良いように、勝手に解釈しています。 (一語では難しいですねぇ・・・) 私の乏しい感性では、残念ながらこの程度です・・・ CDなどの紹介で使われたフレーズとしては ◇ 「各楽器の繊細なテクスチャーを編み合わせて・・・・」 ◇ 「男女の声楽とオルガンもからみ精緻なテクスチャーを描ききる・・・・」 ◇ 「・・・教会でのバッハ演奏は神々しいほどに響きが・・・3000近いパイプが響かせる共鳴のテクスチャーはことさらみごと」(SPシステムの評論) などが、手元にあるオーディオ雑誌に載っていました。 ●ソニーの高画質化技術である「デジタル・テクスチャー・エンハンサー」や、PC周辺機器のビデオボード(カード)が持つ機能としての「3Dテクスチャー」などといったご質問ではないとの判断で書かせて頂きました。 見当違いでしたらご容赦願います。
お礼
ありがとうございました。 大体のイメージが分かりました。 「質感」という言葉が近いかな?と思っていたのですが、もっと深いんですね。