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三相電源のS相について
まったくの基本的な事ですが・・・ 三相200Vの動力電源にはR相S相T相の三相がありますが、S相って触れても感電しないんですか? 触る気は毛頭ありませんが・・・検電器であたっても 反応しませんし・・・人によってはS相はアースと同じという人もいてますし。どなたか教えて下さい。
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● 一般に3相トランスの出口のR,S,T相の内、S相が接地しており、触っても地面を触っているのと同じで感電しません。 ● トランスの2次側の1線を接地するのは、高圧側との混触などが有った場合などと機器の絶縁不良などで安全を確保する目的です。 ● 但し、例外的に3相と単相を共用している場合があります。 200V3相でR,S,Tが有る場合に、例えば単相3線式で100V*2が必要な場合は3相巻線のR,Sを使い、そのトランスの中点を接地し、100V単相3線式を供給する場合は3相側の何れの線も接地に対し電位が発生し、感電します。 まとめ S相を接地しているのが殆どと思いますが、必ずS相が接地されている保証は有りません、危険です。
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- mak0chan
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それは変圧器二次側の結線方法によって違います。 三相専用の三角結線、または V結線の場合は、1線を接地してあるので、確かに感電しません。電力会社から高圧で送られてくる電気を、構内で 200Vに落として使っている工場などで見られます。 ただし、R、S、Tの並び順は、電気に名札が付いているわけではなく、電線の色別や端子の配列に頼っているだけです。必ずしも色別が世の中全体で統一されているわけではなく、R相や T相が無電圧の場合もあります。「S相は無電圧」と信じ切って、触ったりすることのないようにしないでください。 次に、「灯動兼用 V結線」という方式があります。これは 1組の変圧器から、単相と三相を同時に取り出すものです。接地は単相の中央で取っており、三相側は3線とも電圧がかかっています。 電力会社から低圧の 200Vで送られてくる電気は、ほとんどこの方式です。(低圧受電でも三相専用の配電になる場合も一部にあります。)