現在,「国民年金手帳」というものはありません。
国民年金でも厚生年金でも共通に使う「年金手帳」になります。
また,公務員ですと「年金手帳」はありません。基本的に転職することが少ないので,手帳というものの必要性がなかったのでしょう。
shu666さんの場合,厚生年金に加入した時点で年金手帳が作られたと思います。
ところで,平成9年1月から「基礎年金番号」といいまして,国民年金・厚生年金・共済組合すべての手続きにおいて,共通に使用する番号が設けられています。平成9年1月時点で加入していた年金制度で使用していた番号がそのまま基礎年金番号になりました。その時共済組合に加入していた人は,新たに番号が付けられ,基礎年金番号通知書というものが職場を通じて交付されたと思います。
というわけで,shu666さんが平成9年1月時点で公務員だったなら,基礎年金番号通知書しか存在しないかも知れません。そもそも,年金手帳は年金番号を確認するためのものなので,手帳でなくて通知書でも構いません。
もし,いちど暇があったら,社会保険事務所で自分の年金加入記録を調べてもらうといいでしょう。同じ年金番号の中に自分の加入記録がすべて含まれているかどうかを。
共済年金についての記録を統合できるのはまだまだ先のことだと思いますが。
お礼
ありがとうございます。本当に詳しく分かりやすくすっきりした気分です。いつかはちゃんと調べて自分なりに把握しておこうとは思っていたのですが、今日にまで至ってしまいました。社会保険事務所ですね。行って聞いてみます。本当にありがとうございました。