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猫のブラッシングのコツと解決方法
- 猫の長毛をブラッシングする方法を教えてください。
- 初めて猫を飼って10日経ち、ブラッシングが困難です。
- おなかや首の下をブラッシングする方法やコツを教えてください。
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えーと、「コームを毛に逆らってあて、上へ引く感じでやってい」らっしゃるとのことですが、最初からこれだとちょっとまずいんじゃないかという感じがします。やるなら最後じゃないかな。 とにかくうちの場合は違いました。と過去形で書くのは去年の暮れに死なれてしまったからですが。 それはともかく、人間の場合でも、櫛で梳くときは滑らかに動くほうがいいですよね。ひっかかると痛いのは猫もまあ同じです。猫のほうがずっと鈍感ですけどね。何のために櫛をかけるかというと、絡んだ毛をほぐすためと抜け毛を除くためです。放置するとどんどん絡み方はひどくなってゴジゴジの固まりになり、しまいには吊れて皮膚を破り出血します。それはもう痛がって悲惨なことになります。おそらく長毛種にコーミングもしくはブラッシングは必須です。とくに自分であまりグルーミングしない場合にそれが言えます。 えーと、おなかと首の下が難しいとのことですが、これはもしかするとまだ信頼関係ができていないからかもしれません。ここは慣れれば刺激をとくに喜ぶ部位だと思います。 櫛で梳くときの原則は痛くしないことです。滑らかにすることです。となるとまずは目の粗い櫛を寝かして、えー寝かしてと言うのは櫛先を毛の付け根方向すなわち進行方向の反対に向けて、ということですが、それでざっとほぐして、段々に櫛を立てて行きます。直角からやがて櫛先は毛先の方へ向かいます。これがすっきり通ったら目の細かい櫛で同じようにやります。毛を起こすときは引っかかったときに、根元を指で摘んで痛くないようにして力を込めて梳きます。 猫も十人十色で、好みはさまざまです。櫛が好きでもブラシは嫌い、ゴム製の猫舌の模造品みたいなものは大嫌い、とかひたすら人間の手が好き、とか本当に色々です。これは色々ためしてみるしかありません。櫛をかける前によっく手で撫でてやるのはいいかもしれません。これ嫌いな猫は少ないようです。 それから途中で自ら舐め始めたとしても「あなたのやり方気にいりません」と言ってるとは限りません。これ猫の可愛いとこなんですよね~。よく観察なさればそのへんお分かりになると思いますよ。ん~、たとえばね、耳の後ろを掻いてやるでしょ、すると後ろ足で、そこをカッカッカッってやるんだけど、それはそこが掻かれているということは自分の後ろ足が掻いていないといけない、と感じるらしいんですよね。ま、一心同体状態と言って言えないこともない。うちのは体に櫛入れると手を舐めました。十七才くらいからはほとんどまったく自発的にグルーミングしなくなったんですけど、ひっくり返して腹に櫛を入れる時だけ顔掃除してました。 幼いうちに人に撫でられる喜びを悟らせたほうがいいですね。口の端っこ、口角ですね、ここなんかツボですけど御存知ですか。それと鼻梁、鼻のうえのほうです。どっちも爪でコリコリと掻いてやるとたいてい喜びます。あと目の上に一つツボがありますが、これはちょっと説明が難しい。捜してください。耳の後ろと顎の下から喉元にかけて、はもちろんご承知でしょう。 とにかく猫も色々なので、基本的に試行錯誤です。いろんな場所をいろんなタッチで、よく反応を見極めて工夫なさることです。
お礼
とても丁寧なアドバイスありがとうございます。 少しずつ、アドバイス通りに始めていったらいつもより上手く行きました。 とても嬉しいです。 おなかはまだ難しいですが、徐々に信頼関係を築きつつ慣らして行きたいと思います。 本当にありがとうございました。