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自作パソコンについて
- Intel Pentium4 Celeron Socket478 - 533MHz / 400MHz対応 と、スペックが書かれていたんですが、これはどういう意味ですか? 533MHz以上のものはダメですか?
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533/400MHzと書いてあるのはFSBというもののクロックです。FSBとはフロント・サイド・バスの略で、CPUがPCの各インターフェース(HDD、ビデオカード、サウンドカード、USB、その他)とデータをやりとりする基本となるクロックのことです。CPU自体はFSBより数倍高速に動くのが基本です(CPUは、HDD、ビデオカードなどとデータをやりとりしつつ、そのデータを計算するのが仕事です。CPUがFSBと同じ速度でしか動かなかったら、データのやりとりだけで手一杯となってしまい肝心の計算が出来なくなってしまいます)。 ところで今のPentium4では、CPUの動作クロックは3.2GHzや3.4GHzなどがありますが、これはFSBが800MHzや1066MHzとして計算されています。例えばFSB800MHzで動作するPentium4の3.2GHzの場合、CPUはFSBのクロックを4倍して、その速度で動きます。あなたのマザーボードは、FSBが533MHzまでしか上がりませんから、この3.2GHzのCPUをそのまま差すと、533x4=2132MHz=2.1GHzにしかなりません。FSBが800MHzのマザーボードで動くように作られたCPUは、あなたのPCでは残念ながら遅くしか動かないのです。 あなたのPCに合うCPUとしては、最新モデルではなく少し古めのFSB533MHz版のPentium4を購入するのが良いでしょう。FSB533MHz版のPentium4であれば、例えば2.53GHzのCPUを買えば掛け値無しの2.53GHzで動作させることが出来るでしょう。
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- sinobu_wednesday
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#1の回答者です。 > Pentium3だと、どうなるのですか? x4というのは一例で、FSBクロックを何倍にするかはPentium4(あるいはCeleron)のグレードによって異なります。グレードが高い方が倍率が高いのが普通ですが、例えばFSB533MHz版のPentium4 2.8GHzの場合は倍率は5.25倍、FSB800MHz版のPentium4 2.8GHzの場合は3.5倍(でも性能は後者の方が上)という感じになります。これらのCPUを「Pentium4 2.8GHz」と表示してしまうと混同されてしまうので、箱の型番表記では前者が「Pentium4 2.8C GHz」、後者が「Pentium4 2.8E GHz」と書かれています。 Pentium3の場合も、同じようにグレードによってFSBの何倍で動くというスペックが決まっています。しかも当時はFSBが相対的に低かった(133MHz or 100MHzなど)、倍率が7倍、8倍あるいはそれ以上に達するCPUが多かったのです。例えばPentium3の最高速クロックは1.4GHzですが、このCPUの場合、FSBとの倍率は10.5倍(FSB133MHz x 10.5 = 1400MHz)にもなりました。 FSBとの倍率があまりに高くなりすぎると、133MHzのクロックでしかCPUが外部とデータをやりとりできないという部分が、CPU自体の計算能力の足を引っ張るようになります(CPUの計算能力に余裕があっても、その計算の材料になるデータが到着しないのでCPUが空回りする、など)。最近ではCPUの高速化に合わせてFSBを高速にするようトレンドが変わってきていますので、倍率的には3~5倍程度になるように調整されてきています。
お礼
ご回答ありがとうありがとうございました★前回と同様、今回もわかりやすい説明で理解しやすかったです★ほんとうにありがとうございました★
補足
かなりわかりやすいご回答ありがとうございました★初心者の自分でも理解しやすかったです★ほんとうにありがとうございました★ ところで、MHzの計算で、×4をしていましたが、Pentium4だからですか?Pentium3だと、どうなるのですか?よろしくお願いします★