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日本の市場でのVodafoneの位置づけ
私は今、携帯電話をドコモからボーダフォンにするか迷っています。彼氏がボーダフォンで、ボーダフォンに変えてほしいというのですが、私はボーダフォンに関してあまり知らず、いまいち従う気になれません。auは学割が優れており、ドコモはiモードの機能が優れていると思いますが、ボーダフォンの売りは何ですか?また、日本市場の位置づけとして、どうなのでしょうか?しっかり調べてから考えたいので、携帯電話の市場に関するホームページや本などもご存知であれば、教えていただきたいです。
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現在のvodafoneはあまりパッとしていませんが、旧J-PHONE・デジタルフォン時代には市場のイノベーターというのが売りでした。 例えば現在では携帯電話端末でe-mailが送受信できるのは当たり前の話ですが、先鞭を付けたのはvodafoneのスカイメールです。現在でも他社のメールサービスが機能の単純なe-mail中心になっているのに対して直送型メールを重視し、相手方のvodafone端末に確実にメールが届いたことがわかる『配信確認』機能の実装など、メールの機能面では比較的優秀であるといえます。 また端末においてはカメラ内臓端末が有名になりましたが、他にもカラー液晶端末、TFT液晶端末など斬新な端末を他社に先駆けて次々投入してきました。ステーション(基地局からの位置情報をもとにした情報配信サービス)やSKYFAX、FAXが受け取れる留守番電話サービスなど、あまり目立たない部分でも独自色あるサービスを提供しています。 にもかかわらず、どうしてパッとしないかということですが ○従来の顧客の解約が相次いでいること 長期利用者を冷遇する新プランを創設したこと(新プランを選択しないと3Gに乗り換えできない)。また3Gではステーションサービスは無い。 ○経営体制の変化にともなうゴタゴタがあったこと vodafoneによる買収劇により、経営陣に大幅な変化が生じた。また早期退職制度の実施により、有能な人材が流出した。またvodafoneの1支社となったことで、独自の行動が取りにくくなっている。 ○料金改定に対する顧客の反発 昨年実施されたハッピータイムの値上げ、10秒以内10円ルールの廃止が未だに尾を引いている。 ○2Gから3Gの端境期にあること 3Gについては立ち上げ期であり、技術的に不安定な部分を抱えていること。 ○携帯電話市場自体が飽和状態にあること 既存顧客の切り崩し競争のなか、3G立ち上げ期であるvodafoneはDoCoMo、auの草刈り場に。 といった要素があります。 なかでも料金改定・経営陣の変更を巡るドタバタ、契約者純減がブランドイメージを大きく低下させています。 一方でDoCoMo・auは矢継ぎ早に新サービス・新端末を投入しているので、流れは明らかに両社にあるといってよいでしょう。"2強"と言われて久しくなりました。 それでは売りが現在全く無いのか、選択肢として考慮に値しないのかというとあながちそうではありません。 特色としては ○3Gでは国外でも通話・メールが可能であること(一部除く) ○2Gではテレビチューナー内蔵モデル、ステーションがあること ということがあります。 3G端末については賛否両論大きく分かれますが、少なくてもこれだけ多機能の端末が今の価格で販売されているのは驚異的であると言うことができます。 また料金面については ○指定割引相手方とのメールが無料(通話料半額)になること ○他社には無い『ハッピータイム2』により、指定割引相手方との土休日の通話料は相当軽減されることが期待できること 例えば4000円のバリューパックの通話料は1分40円、指定割引により1分20円です。土休日に30分通話したとすると、5分ぶんの通話料(100円)で通話できます。つまり1分当たり3.3円で通話できることになります。 といったことがあります。 特に彼氏さんがvodafoneであれば、vodafoneという選択が一般論で見て無難かつ素直と言えます。どの会社もカップルあるいは家族の取り込みに力を入れていますので。 携帯情報についてはITmedia・ケータイwatchを見ておけば十分です。あとはMycomのサイトが比較的充実しています。 vodafoneのユーザーサイトについては、参考URL後段をどうぞ。
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- oneball
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今、正直、vodafoneにされるメリットは少ないです。 一応、改悪されたもののハッピータイム2で土日祝日の通話料が5分たった翌30分無料というのと指定割引で第三者へのメール無料、は特定の人とよく通話/メールされる方にとっては大変魅力的ですが、そうでなければ、昨年のDoCoMoとauの値引き競争についていけていない状況なので、一般的には割高になります。 家族割引サービス以外はついていけてなくもないですが、逆に彼氏にauにしてもらった方が良いかと思います。 また、上記のハッピータイム2もPHSのウィルコムがウィルコム同士の通話料定額を始めたり、月5000円で通話定額&パケット定額をはじめるそうで、さらにvodafoneの優位性はなくなってくる事になります。 #1さんも勧められていますが、携帯電話関係のニュースは ITmediaモバイル http://www.itmedia.co.jp/mobile/ ケータイWatch http://k-tai.impress.co.jp/ などが参考になります。 ・2月末の契約者数、ボーダフォンが2カ月連続で純減 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/22919.html ・1月末の契約者数、ボーダフォンが58,700人の純減に http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/22515.html ・ボーダフォン津田氏退任、新社長にモロー氏 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/22516.html ・苦境のボーダフォン、社長交代の真相 http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0502/07/news072.html ・最悪のタイミングで「3Gの悪夢」に苛まれるボーダフォン http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/articles/0502/09/news016.html これだけ読めば現在のvodafoneの状況がよくわかるでしょう。 また、よく読めば、現在のvodafoneの人気の無さは一過性のもので、どこのキャリアでも通ってきた道であり、vodafone自身がもうダメだと言っているわけではない、という事もおわかりいただけるかと思います。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ございません!大変参考になりました!自分がボーダフォンではなかったため、知らない事柄ばかりでした!!!ほんとうに助かりました!ありがとうございました!!
- Tyamaru
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URLは現在のVodafoneがおかれている実情です。 簡単にいえばvodafoneは世界グループであることを生かした、世界共通3G端末が売りです。 こうした携帯は日本国内でしか販売していない機種に比べるとBluetoothを搭載している機種が多かったりと機能的には優れた部分もあるものの、日本だけで使う場合のメリットはDoCoMoやauに比べて弱いので、いままでPDG(3Gじゃないデジタル携帯)を使っていたユーザが3Gに換えようと思い立ったとき、auのWINやDoCoMoのFOMAに移行してしまうことが多いようです。 また、コンテンツサービスのVodafone live! BBでは動画などデータ量が多く、ケータイだけではパケット代もかさんでしまうコンテンツのダウンロードをパソコンで行い、それを携帯に転送して楽しむといった他社にないオモシロい仕組みも持っています。(パケ代かからない) 個人的には昨年、料金割引制度のゴタゴタがあったことで、会社に対するユーザの不信感が増し、写メール全盛時代から愛用していたような人がどんどん解約している印象があります。 あと、読んでいて面白い携帯電話市場の話はITmediaが オススメです。 またマスコミ各社などが「auは伸びてvodafoneは落ち目」などと表現する場合は、電気通信事業者協会(http://www.tca.or.jp/)の「携帯電話/IP接続サービス/PHS/無線呼出し契約数」をもとにしています。これは毎月更新されるので、DoCoMo,AU,Vofafone,ツーカー,PHSでは、どこがいま人気あるのかな?と単純に考えるのにはいいかもしれません。 専門的?な単語が多い上に、長文でゴメンなさい。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ございません。個人的な見解も教えていただけて大変参考になりました!!是非これから検討させていただきたいと思います!ありがとうございました!
お礼
お礼が遅くなり申し訳ございません。大変参考になしました。かなり詳しい情報が手に入り、助かりました!!結局、いまだに悩み中ですが、もう少し料金プランなどについて調査する予定です。ありがとうございました!!