浪人、日本の大学、アメリカの大学、全部経験しました(笑)。ほんと、その人次第なんですよ。
自分には、日本の国立大学の受験で浪人をしたのは時間の無駄だったと思います。浪人する破目になったのは、受験科目が多すぎたのと、理系必須科目の高3の積分に苦しんだためだから。
アメリカの大学に来てから、苦手の積分を履修して楽勝でした。浪人時代の積分の問題をアメリカの数学教授に質問したら「君が数学専攻でないなら時間の無駄だから考える必要はない」と言われたし、その後もサイエンスの世界で生きてきたけど、受験レベルの積分を1回も使ったことがない…。あの苦しみはいったい何のためだったんだろう…。
アメリカの大学のいいところは、ESL・コミカレから始めても、真面目に勉強して成績さえ良ければ、どんどん上位の学校に移っていけるところです。また、自分の得意分野が何か1つあれば、それでOKという大らかさです。
確かに日本よりは卒業するのが難しいですし、外国語で勉強するのは大変ですが、学部レベルでは授業が実務的効率的に科目が組まれているし、教授たちは真面目な留学生には非常に協力的だし、やばければTutor制度もあるし、再履修や教授との交渉も可能なので、コツコツと頑張れば、それなりに何とかなるものです。
若いうちなら、語学も上達しやすいですし、少なくともコミカレくらいは卒業できるでしょう。それでも、何らかの目標(「大金を出して貰ったんだから、必ず卒業して就職するんだ!」なんてのでもいいから)がないと途中でコケてしまう危険性はあるんですけどね。
ただし、本質的に勉強が嫌いな人、遊び好きな人、学力が極端に低い人、サボリ癖のある人、流されやすい人は、途中で強制退学させられてしまうので、アメリカの大学は向きません。日本の大学へ行けなかったから、業者に頼んで準備を全部してもらい、とりあえずアメリカの大学にでも行こうか、というタイプの人にもお勧めしません。
何かにのめりこめる人、上昇志向のある人、他人に頼らない人、根性のある人、柔軟な人には、高卒のアメリカ留学はお勧めです。日本マクドナルドの藤田田さんやソフトバンクの孫さんのようなタイプならね。
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ないです。 大学はほんと、向き不向きがありますよね。 外国の大学は卒業が大変らしいですし、授業についていけなくなる可能性もありますよね。 また、日本の大学に入ってから留学する方法もありますし・・・。