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海外の大学へ行きたいとして、どんな準備が必要?
40歳女性(子供あり独身)。 大学についていろいろ情報を集めています。突飛なシュミレーションも多々あるかと思いますが、いろんな可能性を考慮したいのでご了承願います。 高校は大学へ行くことを想定していなかったので、商業科へ進み成績は中の下。その後主婦になってから英語を再勉強し(英検準1級取得)、今大学へ行きたいと思っています。 こんな私が、当初は短大の通信部の英語科へ通うことを考えました。その後、短大卒業後夜間部の英米学科のある大学の3年に編入するビジョンもシュミレーション。 でも、そのうちだんだんと、『英語を学ぶ』ために大学へ行くのはちょっと違うかな、と思うところがあり、いっそのこと『英語を使って』大学へ行くのはどうか?という考えに至っています。ひと思いに現場へ飛んでしまえ!と。 もちろん苦労は多いと思いますが、苦労の分だけ面白さもあると思うのです。 ただ、それを実現させるには多大なる制約があり、 その制約の中で折り合いを付けられる許容範囲がある。 またさまざまな準備も必要。 そこで、海外の大学へ行く方法として、どんな可能性が自分にあるか、ご存知の方からお話を伺いたいと思います。 1、高校の成績がよくない場合、いきなり外国の大学へ入学は到底無理?(日本の大学から(一年)留学という形が経済的にも得策?) 2、お金はどのくらいかかる?(学費・生活費、準備金などかかるもの全て) 3、英語力はどのくらいつけておくべき? 4、大学では英語で専門科目を勉強するわけですが、本当に日本人がネイティブに混じって勉学にいそしむことは(やはり語学的にも)可能なのか? 5、海外の大学では勉強量が半端でないと聞くが、どのくらいすごいのか。 6、海外の大学で学ぶ日本人は何を目的としているのか? その他、どんなアドバイスでもよいのでお願いします。
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米国の大学を卒業したものです。以下順にお答えいたします。ご参考になれば幸いです。 1. 米国の場合、TOEFLやSATスコアなどの点が基準点以上であれば、高校の成績がそれほど問題となることは無いと思います。(奨学金を申し込んでいる場合はそれなりに影響してくると思いますが) 無理ということはありません。TOEFLスコアが悪い場合でも、補修コースを受けるという前提で入学を許可してくれたり、コミュニティカレッジを選択すれば、それほど制約無く入学することは可能だと思います。また、日本の大学から、単位を持っていくことは可能ですが、全て認められるとは限らないので、直接海外からスタートの方が良いと思います。 2. 米国の場合、私費留学であれば、年間200万から500万くらいでしょうか。学校によって学費が結構違いますので良く調べてみたほうが宜しいかと思います。もちろん、安い大学を探せば色々他にもあるでしょうし、もっと節約することも出来るでしょうし、週20時間くらいまでのバイトも認められるでしょう。 3. 英語を母国語としないのであれば、勉強しすぎということはありえません。できるだけのことをやって留学に臨んで下さい。現時点で準一級くらいの力があるならば、英語で発信する練習も重要になってくるのではないかと思います。(自分の考えを英語でまとめたり、スピーチなさったりする機会はありますか?) 4. 1年時の英語力と3年時の英語力があまり変わらなかったら、必然的に大変だと思います。また、英文学専攻の場合は、日本の場合で考えれば、いわゆる国文学専攻となりますので、古典の研究(シェイクスピアやチョーサーなど)の授業も取らなくてはならないため、ノンネイティブにとっては、厳しい環境であることには変わりありませんが、不可能でもありません。英語をツールとして何か他の事を学んでみようとするのであれば、色々な学部を調べてみたら良いのではないかと思います。結構面白そうな学部はたくさんありますし、在学途中に専攻を変えることも可能です。 5. 各専門分野のどんなことを勉強するのかにもよりますし、日本の大学がどうかは私にはわかりませんが、テスト前の勉強・授業の予習(読書量がネイティブスピーカーで無い人にはかなり大変な場合がよくあります)・欠席はほとんどなし・少人数の授業では何か質問・発言する、は当たり前です。さらに留学生の場合は、教授のオフィスに押しかけて、質問責めにする必要が出てくる場合もあるでしょう。また、リサーチの際の論文・レポートを作成するための読書量・グループでのディスカッションなどは量と質が最終的にはものを言ってきますので、大変と言えば大変ですが、時には図書館にこもりながら、一つ一つをやりきることは、経験しておいて損は無い達成感があると言って良いかも知れません。 6. 千差万別です。日本人という枠で全体的に目的はこうと定義することは難しいと思います。
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すでに多くの方が留学に必要なqualityに関して書かれているので金銭面で一言。 留学中に週20時間位までならアルバイトを認められますが、もし仕事が見つかったとしても労働単価はとても安いです。卒業までの数年分の学費と生活費を賄うための貯金が既に手元にあるのでしょうか?卒業後もすぐに仕事が見つかるわけではありません。仮に学生ローンを利用したとしても、毎月それを返済するために働き続けなければなりませんよ。 また、お子さんがいらっしゃるとのことですが、お子さんの教育費はどのように考えていらっしゃるのでしょうか?子どものために教育費を使うのが親の務めです。ご自分のための学費以外にお子さんのための教育費を十分に賄えますか? 留学はいい経験になるでしょうが、先立つものがないと勉強を続けることはできません。少しでも安く海外の学位を取得したいなら、海外大学通信教育を利用するという方法もありますよ。詳細が必要なら別項目で質問を再掲載してください。
お礼
回答をありがとうございます。 金銭面について、シビアなご意見でとてもためになります。 子供の教育費は赤ちゃんのときからかけている学資保険で何とかなりそうではありますが、 自分の分はこれから数年かけてためていかねばと思っています。 あと、お話くださった海外大学通信教育を利用する方法にもとても興味があります。 参考までにまた別投稿させていただきますので、 よろしくご回答お願いいたします。 ずばり回答くださり、ありがとうございました。
- kunimi923
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いま付き合ってる彼女が来月からアメリカに留学なので、 話を聞いた範囲で答えられるものに回答します。 >1、高校の成績がよくない場合、いきなり外国の大学へ入学は到底無理?(日本の大学から(一年)留学という形が経済的にも得策?) いま現在、中学・高校生ということでしたら、大学に行き、交換留学などの制度を使って留学する手も考えられますが、既に社会人になっておられますので、日本の大学に入り、そこから、というステップを踏む必要はないと思います。日本の大学への入学金や学費を考えたら、経済的に得策とは言えません。 >2、お金はどのくらいかかる?(学費・生活費、準備金などかかるもの全て) 彼女の行く大学院の場合、年間で学費と寮費を合わせて200~300万かかるようです。詳しい金額はわかりませんが、単身でアメリカ留学に自費で行く場合、それ相応のお金が必要になることは覚悟した方がいいと思います。 >3、英語力はどのくらいつけておくべき? ここが最も重要なポイントです。海外からの留学の場合、まず間違いなくTOEFLの最低基準点が各大学に設けられています。大学や学部・コースによって要求されるTOEFLのスコアには違いがありますので、これは一概に何点取ればいいとは言えませんが、比較的簡単にスコアを伸ばすことができるTOEICと違い、アカデミックな内容を扱うTOEFLの高スコア取得はなかなか大変なようです。英検準一級、とのことですが、残念ながら海外への留学において英検は資格としての効力を発揮することはほとんどないでしょう。 >4、大学では英語で専門科目を勉強するわけですが、本当に日本人がネイティブに混じって勉学にいそしむことは(やはり語学的にも)可能なのか? 進む大学のレベルや、本人の語学力にもよりますが、毎年多くの日本人が海外留学をしています。端的にいえば可能です。ただし、可能にするに見合う努力が必要になることは言うまでもありません。 >5、海外の大学では勉強量が半端でないと聞くが、どのくらいすごいのか。 極端な話、難関な入学試験さえ突破すれば、あとは寝て遊んで過ごしていても卒業できてしまう日本の大学と違い、アメリカの大学などでは逆に「卒業する」ことに主眼が置かれています。特に語学力にハンデのある海外からの留学生の場合、大学の授業に加えて語学のトレーニングも必須ですから、大学の講義期間中は遊んでいる暇などほとんどないと考えていいと思います。休みに入っても語学の勉強だけはおろそかにすることはできませんしね。 >6、海外の大学で学ぶ日本人は何を目的としているのか? これは人それぞれ違いますのでなんともいえません。彼女の場合は英語を完璧にマスターするということと、国際関係法について学び、日本の外交問題を海外の視点から分析したい、という目的で留学するそうですが、留学した他の友人の中には、人生経験の一環として海外で生活したい、ということだけで留学した人もいますし。人それぞれ、目的もモチベーションも違います。当然、それによって海外留学から得られるものも違ってきます。 お子さんがいらっしゃるとのことですが、お子さんは既に自立して生活なさってるんでしょうか?お子さんも海外に一緒に連れて行くことになるんでしょうか?正直、留学に必要な「お金」「語学力」「学問の能力」などの要素のうち、どれか1つか2つくらい、突出して秀でるものがなければ、お子さんをつれて海外留学に行くのは厳しいような気がいたします。 あ、どうでもいいことかもしれませんが、「シュミレーション」ではなく、「シミュレーション」(simulation)ですよ。
お礼
回答をありがとうございます。 とても詳しい回答で助かります。 やはり学費が相当かかりますね。 まだ子供は全員成人してはいないので、 5年以上先のこととして、準備にかかろうと思います。 子供のための教育費は、生まれたときから学資保険をかけていますが、 自分の学費として、まず貯金ですね。 それから英語力をつけるだけつけようと思います。 今までの漠然とした『英語がすきだから』という気持ちだけでなく、 目的意識を持つことで、毎日とても刺激になっています。 いつか自分にもできるかも知れないという手ごたえを感じたので、 これから人生、これに向かってがんばっていこうと思います。 「シミュレーション」ですね。 確かにそうですね。。お恥ずかしいです。。 ありがとうございました。
- werry
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現在大学生の者です。自分が留学するわけではないですが、友人の情報等も参考にしながら書いてみますので、参考にしてください!! 1 外国の大学で4年間やっていく自信があればいいですが、かなりの金額になります。また、困ったときも基本的には英語での対処になります。しかし、大学の交換留学や推薦留学で1年または2年国外大学へ行けば日本の大学がバックにあるので安心できるかと思います。また、大学以外にも世界には多くの語学学校があります。英語だけを勉強したいなら、このようなものに参加するのも良いかと思います。私が参加したものは2週間~1年とさまざまなコースがありました。ただ、日本人は非常に多いので注意。 2 日本の大学からいく場合、交換留学(1番安いもの)で150万円くらいだそうです。語学学校ですと、地域にもよりますが、250万円くらいは必要でしょう。 3 アメリカやカナダの大学へ行くのでしたらTOEFL試験を受けなければなりません。受験したことはありますか?最低170点は必要でしょう。ついでにTOEICも受けてみると良いでしょう。ただ、英検準1級は立派だと思います。英検は海外で通用しないので残念ですが。 4 ある程度の知識がなければついていけません。ですので、専門分野については、日本語の本をたくさん読んで知識を深めておくことが大切ではないかと思います。また、ネイティブは日本人が居ることなど全く配慮しません。インターネットでABC放送などのラジオ等を聞いて特訓してみてください。 5 大学のネイティブの先生に聞いたところ、アルバイトの時間などないとのことでした。 6 目的は様々です。単に海外で生活してみたい、という人もいますよ。 参考になったでしょうか。
お礼
回答をありがとうございます。 だんだんと状況が見えてきました。 やはり先立つものと英語力ですね。 どのみちすぐには日本を出られないので、 将来に向けて準備を始めようと思います。 ただ漠然と英語の勉強をしていた頃よりも、 ずっと目的意識が出来て、刺激を受けています。 何を専門にするかもだんだんと決めていこうと思います。 とても参考になりました。
お礼
とても詳しい回答をありがとうございます。 投稿させていただく前は、全く未知だったことが、 回答をいただくうちに、自分にも何とかなりそうだとわかり、 いっそう英語の勉強に身が入ります。 そして子供のための学費プラス、自分の学費も何とかしなくてはと思います。 勉強は大変そうですが、よい人生経験になると思います。 まだ先の話ではあるのですが、この夢に向かってがんばろうと思います。 お話とても励まされました。 ありがとうございます。