証券マンです。
為替に関しては皆さん仰る通り、専門家であってもかなり先行き見通しのつきにくいものです。1年半程度のタームで見るべきではありませんので、もう少し長く持続された方が良いでしょう。まして世界最強通貨の米ドルでもありますしね。
資産の一部を外貨として持つことは大切なことでもありますし、日々の為替動向に一喜一憂するのは考え物です。
投信に関して。
>個別元本は購入した日の価格ですよね。
↑厳密には少々異なりますが、あなたの場合はそう認識しても良いです。
>時価単価が毎日変わっていく基準価格の事ですよね。
↑基本的にはそうです。細かいこと言いますと、その明細書発行の時点での基準価格ですのでお手元に届いた時は多少のタイムラグがあります。
>数量3981837円が今現在は3809025円に減少しているとゆうとらえ方で良いのでしょうか?
↑数量の単位は「円」ではなく「口」です。日々の評価額の計算方法は
3,981,837(口)×9,566(円)÷10,000=\3,809,025です。
元のご投資額が正確にわからないこと、分配金を再投資型にしているかなどがわからないのであなたのケースを試算できませんが、一般的に数量の計算根拠はこのようになっています。
例)この商品を400万円ちょうど購入の場合。手数料を2%、購入時基準価額を9,700円とする。
・まず投資金額を手数料控除する。手数料2%に消費税も掛かりますので合計2.10%です。
4,000,000÷1.021=3,917,727
↑要するに400万投資して、手数料は引かれて実際の投資に回る分が391万7727円なのです。
・正味の投資金額を購入基準価額で割り1万を掛ける。
3,917,727÷9,700×10,000=4,038,893
↑400万円投資して、保有できた口数が403万8893口なのです。
>元本割れしている場合は毎月に貰える分配金で保護していき増やしていくとゆう私の考え方は間違えていますでしょうか?
↑このように毎月分配型の投信は、そもそものスタンスが、主に値上がり益追求よりは分配金収入を得ることを目的にしております。したがって間違えた考え方ではありません。
しかし債券市場と言えども動いているものです。そしてお母様保有のこの商品は為替ヘッジなしの方かと推測されますので為替変動なども少し気にしておかれたほうが良いでしょう。
なお、為替環境が大きく変わりそうなときは、この商品の場合、為替ヘッジあり、と為替ヘッジなしのスイッチング(乗換)が可能となっていますので、この方法を使ってみるのも手でしょう。スイッチング手数料は無料です。
投資信託も、やはり短期間で成果を追い求めてはいけません。
ピムコ社は米国でも債券運用においては右に出るものが無いほどの第一人者で大変に高い評価を受けています。投資の世界で米国で最高の評価を受けているということは、ほぼ世界最高水準を意味します。わたくしどもの証券業界でもピムコの名を知らぬ者は皆無です。
銀行員が勧めたからということであまり考えずに投信を保有されたことについては良くありませんが、このような会社の商品ですから、そんなに日々の動向に気をもまれずに見ていきましょう。
なお参考URLから時々は運用報告書のチェックをしておきましょう。
長文失礼しました。お役に立ててれば幸いです。
お礼
証券マンさん☆度々本当にありがとうございます。やっぱり投資信託はすこく複雑ですね。。理解するまでまだまだ時間が必要だなと改めて感じました・・。今はまだ解約は考えていませんが、解約する時もきっと素人では分からない事がありますよね。個別元本の件も分配金を受け取る都度変わってくると言うことも全く知りませんでした。今はまだ分からない事だらけですが、少しずつある程度の知識は身に付けお金を大切に運用出来ればなと思いました。また、いつか困った事があれば相談する事もあるかと思いますが機会がありましたら是非宜しくお願いします。ここ何日かで少しは理解できた部分もあり、とてもいい勉強になりました☆また親切に教えて頂き大変感謝しています☆ありがとうございました☆=