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量的緩和政策の日銀オペで「全店手形買い」とありますが、これってなんですか?
最近、新聞などで、量的緩和策関連で応札が集まり安い「全店手形買い」への依存度を高めていると書いてありますが、そもそも「全店手形買い」とはどのようなことでしょうか? また、買いオペを実施して貨幣供給を増やす理由は理解しているのですが、日銀が、買いオぺで集めた証券は、その後どうなるのでしょうか?ずっと証券を保有しておくことは出来ないと思うのですが、売りオペを行うわけではないでしょうし・・・よくわかりません。 大変基本的なことで恥ずかしいのですが、わかりやすい経済学入門書ではでていなく、どのたか教えていただけると助かります。
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「全店手形買い」というのは,日本銀行本店(業務局)および支店で,金融機関などから手形を買い取ることです。 これに対して,日本銀行本店(業務局)のみで買い入れをするのを「本店手形買い」と言います。 手形買い入れオペで買い入れるのは,「買入対象先が自己を受取人および支払人として振出し引受を完了した為替手形であって,満期日が買入日の翌日から起算して1年以内に到来するもの」です。 為替手形の満期日になれば買入先(支払人)が決済をします。 なお,手形売りオペで売られるのは,「日本銀行が自己を受取人および支払人として振出し引受を完了した為替手形」になりますので,買い入れオペで買ったものを売るわけではありません
お礼
早速の回答をありがとうございます。とてもわかり易い回答で勉強になりました。