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ブルックナーのノヴァーク版とハース版について
ブルックナーの交響曲第8番にノヴァーク版とハース版があるようですが、具体的にどのへんが違うのかが良くわかりません。第3楽章と第4楽章に違いがあると聞いたことがありますが、具体的にどのように違うか、教えてください。
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こんにちは。 楽譜上の違い,ということであれば,#1さんご紹介のページ以上の解説は不要かと。私自身,こんなに違いがあるとは思っていませんでした。大変勉強になりました(笑)。 ブルックナーの場合,他の交響曲でもそうですが,「~版」と記載しながらも,実際には各版からの組み合わせの演奏である場合も多いみたいですね(特に4番)。 私の印象では,3楽章の後半の盛り上がりの途中の一息,4楽章の金管&ティンパニのファンファーレ後の接続楽句,このふたつがあれば,まあハース版と言ってよいのでは,と思います。冗長,との意見もあるようですが,私はハース版の方が好きです。せっかくブルックナーなのだから,なるべく長く浸っていたいというか^^。 以上,ご質問の解答はすでに出ていると思いましたが,ブルックナー好きの心をくすぐられる質問だったので^^。
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noname#29110
回答No.1
参考URLに書いてあります。全部の違いではないでしょうけれど。
質問者
お礼
非常に詳しい解説ですね。要するにノヴァーク版はハース版よりも第3楽章で10小節、第4楽章で38小節カットしているということですね。聴いていて第4楽章はだいたい違いがわかってきました。演奏にもよりますがハース版のほうが雄大なイメージがします。
お礼
ブルックナーは長く浸れるところが魅力ですね。私も最近ハース版のほうが好きです。ブルックナー研究ではノヴァーク版のほうが作曲者の最終稿に近いようですが、いまなおハース版が演奏されることが多いのは、同じ考えなのかもしれませんね。