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呼吸における空気中のCO2の働きって?
人間が呼吸するにはまず酸素が必要ですよね。だけど、酸素だけでは駄目で、その中に炭素ガス(つまりCO2)が含まれていないと、呼吸中枢の機能が低下して無呼吸になる・・・と本に書いてありました。 どうして呼吸する空気の中に、酸素以外に炭素ガスが必要で、炭素ガスがなくなると、無呼吸になってしまうのか。どうしてもわからないので教えてください。
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- kawakawa
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回答No.1
呼吸は酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出する行為ですネ。局所的に見ると、肺胞の毛細血管を通る赤血球が吸気の中の酸素と運んできた二酸化炭素を交換するのですネ。 では、この酸素と二酸化炭素の交換である呼吸は何故起こるのでしょうか? 血液の中にある二酸化炭素の濃度が増えると延髄が刺激されることで呼吸中枢が働き、呼吸するための筋肉が動くようになるのです。 あまりにも高濃度の酸素ばかりであり、二酸化炭素が全くないような状態であると、血中の二酸化炭素が少なくなり、呼吸中枢は刺激を受けず、呼吸するようにという指示を筋肉に送らなくなってしまい、呼吸が止まるのです。 過換気などの場合も、袋の中に吐いた自分の呼気を再度吸うことで落ち着く場合が多いですが、これも、二酸化炭素による呼吸中枢の刺激を期待したものなんですネ。 以上kawakawaでした