宗教を否定することはいたしませんが、いきなりそれでは飛躍しすぎているのではないでしょうか。
「家庭内別居状態ですが、すべては私の人間性から、妻を傷付け続けた結果と思います。性格的なこと、人間性の問題についてはそんなにかわれるものではないことは承知しています。でも、何か、どこかで、学び、教えを請い、自分を変え、成長させる必要があるのです。」
ここまで自分で理解していらっしゃるなら、大きな一歩だと思いますし、本や宗教家から話を聞かせて頂くことも、参考にはなるけれど直接成長に至るものにはならないと思うのです。
そういう考えもあるのだ、それが大切なのだ、という言葉だけを集めても、それは辞書にしか過ぎません。
まして、ご家族という相手のある話、あなたがひとりで解決できることでもないのではないでしょうか。
きっかけとなる言葉は、一つあれば良いのです。
そして、あなたはそれをもう既に持っていて、自らを変えなければならないと考え、実行しようとしています。
あとひとふんばりして、自分からいろいろなものに歩み寄って、失敗も誤解もある中を、手探りでも進み続ける決心を固めれば、ゆっくりでも進んでいくことができると思います。
仕事や、学校のテストのように、明快な答え・明らかな道しるべは、どこにもないもので、皆、自ら求め続けて探し出すそれぞれの結果があるのみです。
失礼を承知で申しますが、二つの質問を読ませて頂いて、「恐れから来る個人志向」を感じました。
人と分かり合うこと、理解しされるということは、高いだけのプライドや格好の悪いことは全てを隠したいという都合の良さの中には生まれないものです。
そうした面は、あなたのなかにありませんか?
腹を決めて、失敗を恐れず、また宗教に唐突に依頼したりせずに、話すべき人と、話すべきことを語り合い、時間をかけてご自分を育てて下さい。
もちろん、その助けとしての宗教はありえますが、その訓話を聴いたり、入信したりするだけでは、何も変わらず、進歩もないのです。
自らを変えたいという気持ち、とても大切で素晴らしいものです。
どうか焦らず、あきらめず、その気持ちをいつまでも持ち続けて、素晴らしい人になられますように。
お礼
目の覚めるような、ご回答をありがとうございます。 相談すべき、教えを請う存在は「身近」にいる、ということに気づきました。 家族でしょう。 私のことを一番よく知っている家族をはずして、宗教に向かうことは、本末転倒ですね。 失敗を繰り返すところでした。 まずは家族の話をよく聞き、どうしたらいいのかを相談します。 その上で、宗教などの指針をもつことは助けになるかもしれませんね。 まだ間に合う状態なのです。私が変わることができれば。 ありがとうございます。 もう少し、他の方の ご意見をお聞きしたいので、締め切らずにおきます。