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臨時記号の記入の仕方
楽譜に採譜をしています。時々臨時記号を書かねばならないんですが、♭か♯のどちらを記入したらよいか分かりません。キーが♭の調(たとえばE♭など)でしたら、臨時記号は♭に統一するのがルールでしょうか?また、ダブル♭やダブル♯についても、意味が分かりません。どなたか教えていただけませんでしょうか?よろしくお願いします。
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ポップス・ジャズの世界の話。 経過音は、2の方の言われる通り、解決する方向で決めます。ミミ♭レ、レレ#ミ、ミ♭ド#レなど。 もともとあるコード(和音)の音は、そのコードのキー(調性)にあうように臨時記号をつけます。 レ♭ファラ♭、レファ#ラ、ミ♭ソシ♭ など。例外的にdim7だけでは、ダブルフラットをつかわないでシャープとフラットを混ぜて書きます。 ドミ♭ファ#ラ それから、あるモード(スケール)に特有の音も、そのスケールにあうように臨時記号をつけます。 ドミ♭ファソシ♭ (ブルーノート) 実際にはあんまり守られてない譜も多いので、適当につければいいと思いますが。 ダブルシャープ・ダブルフラットについては2の方の通りです。臨時記号を付ける音がそのキーで最初からシャープorフラットされていて、かつ、その曲をC(ハ長調)に移調したとき#がつくならダブルシャープ、フラットがつくならダブルフラットです。
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- tshykw_76
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吹奏楽のE♭管をやってます。 記譜上は見やすい方を使うのはNo.1さんのおっしゃるとおりです。 例えば、フルートやオーボエなんかのC管はおそらく♭の方が見慣れていることでしょう。 B♭管なんかはどちらかというと♯系だと思いますが、どちらでもいいような気がします。 E♭管は♭系は見慣れていないので、♯の臨時記号の方が見慣れています。 吹く楽器によって替えればいいと思います。 ダブル♯で言うなら、例えば記譜上で♯3つ(G-dur、ドとファとソに♯がつく)以上で、ファ♯とソ♯で、ソの音が欲しいときに前後の都合もありますが、ファのダブル♯で表現をした方が見やすい場合がしょっちゅうあります。 ダブル♭も同じような考え方で、ラ♭、シ♭の時に必要になります。 実際、自分が演奏するときにどうしたらいいのかな?と考えてあげれば、演奏者はとても吹きやすいです。
お礼
ありがとうございます!これからはできるだけ皆に見やすく心がけていきます。確かにかなり複雑に見える楽譜ってありますもんね。ありがとうございました!
- kitanoms
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一般的なルールとしては、解決する方向によって使い分けます。半音上がって解決するときはシャープ、下がって解決するときはフラットです。ただ、近親調(属調、下属調)の固有音のときは例外的にどの方向に動く場合にも使うことがよくあります。ハ長調を例にとると、ファ・シャープ、シ・フラットがそれに当たります。 ダブルシャープやダブルフラットは、その調にもともとシャープがある音を臨時的にさらに半音上げる場合、フラットのついている音をさらに半音下げる場合に使います。たとえばイ長調で、ファ・シャープからソ・シャープへ半音ずつ上行するときには、ファ・シャープ→ファ・ダブルシャープ→ソ・シャープと書くことになります。
お礼
ありがとうございました。正直専門用語が、ちょっとわからなかったですが、でも、全体的意味は分かります。ありがとうございます。
- ADEMU
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ルールはないと思います。同じ小節内で何度も同じ音に臨時記号をつけないように工夫すればよいと思います。 例えば、 E E♭E(ナチュラル)E♭E(ナチュラル)E♭ と繰り返すより E E♭F♭EFE(後ろは臨時記号は要らない) もしくは E D♯EDED とする方がすっきりすると思います。 ダブル♯や♭も同じことです。 いろいろな作曲家のスコアなどの楽譜を見ていますが特に決まりはなく好き勝手にやっているみたいです。
お礼
なるほど!説得力のあるお答えありがとうございます。参考になりました。ありがとうございます!
お礼
あまり守られてない譜も多いんですね。なんかルールがあるとばかり(一応あるようですが)思ってたので、なるほどと思いました。ありがとうございました!