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平衡⇔不平衡の変換プラグと、変換コンバータ
タイトル通りなのですが、変換プラグは安価(1個数千円程度)で手軽だと思います。だとしたら、なぜ、高価(4chで5万円程度)な変換コンバーターが存在しているのでしょうか? 音質的に何か違いがあるのでしょうか? 変換プラグ内は、単なるインピーダンス変換トランスがあるだけのようですが・・・。 双方の、メリットでメリットをご存知の方、ご教授くださいませんか? とはいっても、変換コンバータを買ってしまいましたが・・・。
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まず、変換プラグの場合、バランスの+側なり-側なりの片方しか使わないので、バランス伝送のメリット(ノイズキャンセル効果など)は全く有りません。また、片側しか使わないのでゲインが6dB落ちます。 変換コンバータの場合、バランス伝送のメリットが少なくとも変換コンバータまでは期待できますし、ゲインの落ちも有りません。 それで、値段の話ですが、ちゃんとした性能を持ったトランスは、コイルを巻いたり、磁気シールドしたり等結構手間がかかる事もあり、高いです。単なるトランスが電子部品としては一番高い部類になると思います。 当然、バランス伝送のメリットを享受したりするにはコンバータが有利ですが、実用上は、ゲインの低下が許容できるのであれば、変換プラグでも普通は問題ないです。
お礼
ゲインが6デシ落ちるというのには気づきませんでした。 平衡伝送の恩恵を受けるには、やはりコンバータが有効ということですね。 ただ、今回の私のシステムは、すべてラック内なので、機器間の距離が短いため、ほとんど平衡伝送の恩恵がないものとなってしまいました。 すべてはBBE882を買って決まったための出来事でした。