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断熱材について
断熱材について質問です。 最近、高気密・高断熱住宅と言う形で各メーカーから 住宅が販売されていますが、ある人から、グラスウー ルの場合、施工によって結露が起きて、カビやダニが発生する可能性があり、セルロースのほうが良いと 言われました。 セルロース断熱について私なりに調べてみたのですが 1.古紙を使っている事。 2.他の断熱材よりも断熱性が高そうに見えること あくまで、セルロース断熱を薦めるメーカーの 言い分ですが、、、 3.シックハウスの被害報告を見かけないこと。 くらいでした。 他の断熱材と比べて、良い点が強調されているみたい ですが、デメリットもありそうな気がします。 大手のメーカーでもグラスウールやロックウール、 発泡スチロール系を使うところが多いように感じるの ですが、セルロースと他の断熱材を比較した場合の メリット、デメリットを教えていただけないでしょう か。
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セルロース断熱は特に新しい工法でもなく寒冷地ではかなり前からあります。(20年以上前) ただ色々問題もあり、なかなかメジャーな方法にはなっていません。 一つ大きいのが、沈下の問題です。 床や天井では問題なく、結構使われる例はあるのですが、壁の場合は重力により下がってくるという問題があります。 グラスウールなどでは横胴ぶちを入れる、タッカーでとめるなど対策出来るのですが、吹きつけとなるセルロースではこれができないのです。(プラスチック系の固体断熱材はもちろん形を維持しているので問題にはならない) そこで接着剤で固化させるのですが、ここでシックハウスの問題が発生しました(ご質問ではないと書かれていますがそんなことはありません。ずいぶん昔に問題になりました)。今は改良が進んでいると思いますが、F****を満たしているとしても接着剤が使われている事実は変えられません。接着剤を使わないと今度は沈下がとめられませんし、、、、 そういう意味ではグラスウールやロックウールではもちろんのこと、プラスチック系断熱材もその問題はありませんのでこちらの方が主流となっています。
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>自分では見つけられなかったと書いたはずですが(^^ゞ あらら、言葉は難しいですね。 特にご質問者がそう主張していると思って書いた訳ではなく、むしろメーカーの言い分の中に含まれていると思ってました。 まあそれはおいておくとして、特に天井部分への断熱であれば昔からよく使われていて、評判は良いので、ハイブリッドで、壁や床はスタイロやグラスウールで、天井はセルロースというやり方は昔から北海道でも結構盛んに行われていた方法です。ここ10年位の最近はわかりませんが、たぶんあまり変わっていないと思います。 適所適材としてセルロースを考えるのはよいと思いますよ。
お礼
たびたびありがとうございます。 比較はやはり難しいです。やはり適材適所ですね。
- nitto3
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グラスウールの方が防虫、防黴性があると思います、防菌処理したセルロースなのかな。 セルロースは防火処理もできますしね。 一概には言えないと思いますよ。
お礼
回答をありがとうございます。 やはり長所・短所があるのですね。
- mac-san
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セルロース断熱材の長所は、木繊維独特の湿気を吸着する調湿能力をはじめ、防音、防火、防湿に他の断熱材より効果があります。また解体時のリサイクルなどもガラスウールに比べ利点があるといえます。 ただ、ガラスウールでも通常の気候であれば結露等で問題がでることも少ないです。ただ施工時の粉塵などの方が大きな問題になりそうです。 同様に、従来のものより優れたPETリサイクル品(ポリエステル断熱材)や羊毛断熱材・炭化コルク材など新しい断熱材が各種販売されています。 コスト・生産量の上では自然素材系ではセルロースが多く出回っているようです。 短所は、まだまだ断熱材として使われ始めたばかりですが、防虫・防火のために添加されるホウ酸や、印刷インキに含まれる重金属・揮発性有機化合物(ほとんど問題にならない程度の量ですが)の問題が指摘されています。また、繊維系断熱材は一般に水蒸気を通しやすい、形が安定しない等の欠点があります。 そのため、セルロースと一言で言っても、いろいろ材料施工方法を工夫しているところといったところでしょうか。 素材ももとより工法(内断熱/外断熱/付加断熱)も注意しないといけませんね。 ご参考になりますでしょうか?
お礼
回答をありがとうございます。 色々とあるのですね。参考になりました。
お礼
回答をありがとうございます。 やはりセルロースでもシックハウスの事例が あるのですね。 ただ、事例がないと言ったつもりはないです。 自分では見つけられなかったと書いたはずですが(^^ゞ 参考になりました。