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化粧水のこと
外資系メーカー・国産メーカーの化粧水のことです。 「角質層に浸透する」と良く聞きますが、 どれも角質層までしか届かないのでしょうか? その下にも層はありますが、そこまでは浸透しないのでしょうか? 基礎化粧品に明るい方、ご存知でしたらお教えください。
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- mina0620
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KAWAKAWAさんの、説明通り、化粧水は表皮までしか、 浸透しません。でも、肌がもともと持っている力で、 多少は、うるおいを保つ手助けを日々しているのです。大切なのは、最良のコンディションを保つために、お手入れをすることです。 クレンジングの徹底、化粧水での整肌、乳液での保湿。真皮に浸透するクリームも、某メーカーから発売されています。ただ、一度壊れてしまった真皮細胞の、エラスチン、コラーゲンは、元には戻らないので、肌のハリや、うるおいを保つために、お手入れをかかさず行ってくださいね。
- kawakawa
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まず、皮膚の構造から説明しましょう。 一番外側にあるのは表皮です。 表皮は皮脂膜・角質層・顆粒層・有棘層・基底層に分かれます。 次に真皮があります。 真皮は乳頭層と網状層に分かれ、繊維芽細胞・毛嚢・汗腺・皮脂腺・脂肪組織などを含みます。 その下は皮下組織です。 皮下組織は網状繊維と脂肪で成り立ち、クッションの役目をするところですネ。 そして、皮膚というのは体の内部と外部の境目にある部分ですから、内部の保護と外部からの防御という役目を持っているのです。 角質の細胞間脂質は体内の水分などを外へ逃がさないと同時に、外部から水や水溶性物質が体内に侵入することを防ぐバリア機能を持っています。 従って、通常の水溶性物質と精製水(或いは、蒸留水)から成り立っている化粧水は角質層で止まるのです。 もっとも、角質層がダメージを受けることが皮膚トラブルの大きな原因ですから、化粧水で角質層に水分を供給し、乳液やクリームで皮脂層を補強することで皮膚のケァができるわけです。 医薬品で真皮まで吸収させる必要のあるものについては、皮膚のバリアを透過させるための製剤技術が用いられています。 kawakawaでした