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日系人社会の邦字新聞について
特にブラジルにおける邦字新聞について調べています。(サンパウロ新聞、ニッケイ新聞など)購読者が減っている現状は、1世、2世が減っている現在では仕方ないもので、これらの新聞は近い将来消滅してしまうと考えますか。意見をお聞かせください。 さらに、日本人以外の移民社会(例えばフランスに住む中国人社会やオーストラリアに移住したドイツ人社会など)における新聞ジャーナリズムについてもご存知でしたら、本やサイトだけでもけっこうですので教えてください。日系人社会との比較をしたいと思っています。よろしくお願いします。
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消滅すると思います。 これにはいろいろな側面があるのですが、ひとつは日本人は華僑のようには移民しない事があると思います。1900年台初めのアメリカ、ブラジルへの移民は当時の経済環境があって始めて成り立つもので、今後の日本人の海外移民は期待できません。 一方、経済の国際化に伴い非常に多くの日本人が海外に滞在(駐在、留学など)をしているわけですが、これは一時的な滞在です。こういう人が多い国、例えば、中国、タイなどでは、現地発行の情報誌が生まれています。例えばバンコクにはバンコク週報という週間新聞の他に10誌以上の日本語定期刊行物があります。(フリーペーパーと呼ばれる無料のもの)また、中国にもこういったものはたくさん発行されています。 http://www.bangkokshuho.com/ また、インターネットが発達したために日本の情報は逐一入ってくるため、特にこういった日本語情報を新聞に頼る必要がなくなったこと、日本の通常の新聞が航空便、或いは現地印刷で、同日或いは遅くとも翌日に手に入るようになったことも関連していると思います。 日本の情報はインターネット、日本の通常新聞が手に入り、現地情報は現地の新聞、フリーペーパーで用が足りる。ただし、これらの現地の新聞は日本語を読む人口が少なければ発展せず、そういった意味で、現在の日本語を使用する人口が増えない国、例えばブラジルなどの現地日本語新聞は消滅・縮小の傾向にあるといえると思いますが、どうでしょうか。