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Solaris バックアップ パーテーション
Unix初心者です。 パーテーションを割り当てるとき、スライス2はバックアップ用で、ディスク全体にかかっている、と習いました。 その時は不思議には思わなかったのですが、スライス2は何故バックアップ用なのでしょう? それ以外に割り当てると何か支障がでてくるのでしょうか? ご存知の方教えてください。
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- ojin
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スライスは、s0から、s7までありますが、 s0: / (ルートスライス)-絶対に必要 s2: overlap (Diskのs2を除くs0から、s7スライスの合計)、ユーザが設定することはない。 s4: swap-swap領域を設定した場合、絶対必要 s2は、swap領域を含む合計です。システム全体のバックアップを取るときには、システムをシングルユーザで立ち上げて、テープにバックアップする場合は、 dd if=/dev/dsk/c0t0d0s2 of=/dev/rmt/0 bs=4096 などのようにして、Solarisシステムのディスク全体をバックアップします。 (c0t0は、SCSIデバイスの場合、IDEは、c0d0となります。) スライスをどのように構成するかは、システム設計をする際の重要な部分で、 /とswap領域だけで構成することも可能で、一番ディスクを効率的に使用できますが、Diskが何らか原因で、クラッシュしますと、システムが完全にダウンしてしまいます。 /以外に、/var、/opt、/usr、/export/homeなどに、それぞれを別のスライスに割り当てることも可能ですが、下手にスライスに分割しますと、スライスがすぐに一杯になってしまうケースもあります(シンボリックリンクで空いているところにファイルをおいて、リンクする方法もあります)。また、スライスを分割した場合、あるスライスが障害を起こしても、そのスライスのみ使用できなくなるだけで、システム全体に影響を及ぼすことを避けることが可能です。 スライスを分割するのは、システムをどのように使用するかで、スライスの割当も変わってきます。システム構築の際の重要なファクターです。また、スライスを分割する場合は、各スライスの容量の合計が、s2の値と一致しなければなりません。 長くなりますので、この辺で、 hogehoge ojin