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凍結卵を使った顕微授精の注意点と妊娠率について
- 凍結卵を使った顕微授精の際には、グレードの良し悪しと融解能力が関係してきます。また、妊娠率や胎児の異常、先天性の病気のリスクにも心配があります。
- 凍結保存した受精卵にはグレードがあり、良いグレードの胚は融解しやすく移植も成功しやすい傾向があります。一方、グレードの低い胚は融解が難しく、胚移植や妊娠率に影響を与える可能性があります。
- また、妊娠後の胎児の異常や先天性の病気のリスクは、凍結卵の使用に関係するものではなく、自然妊娠でも同じようなリスクがあることを考慮する必要があります。凍結卵を使った顕微授精においては、グレードや融解能力に注意しながらも、自分の生活環境や経済面を考慮して判断する必要があります。
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私はいつもIVFでの凍結受精卵での胚移植をしています。 まだ妊娠には至っていませんが、グレードの低い受精卵も高い受精卵も、それぞれ融解によるダメージで移植前にだめになったことがあります。 なので、一概に悪いからそうなるということは言い切れないと思います。 確かに、グレードがよければいいほど、融解のダメージを避け、妊娠率も高いということは否定できないでしょう。 妊娠後の胎児に関しては、おっしゃっているように、自然妊娠を含めて全ての妊娠に可能性が同じだけあると思います。 どこのHPで見たのか忘れたので申し訳ないのですが、日本でもICSIで生まれた子供の健康状態、発育状態を追跡調査しているらしいのですが、ICSI自体の歴史がまだ浅いので、確か5歳児までのデータしかとれていないようでしたが、自然妊娠の場合となんら変わりや差はないという記事を読んだことがあります。 もちろん、それ以前の妊娠中から起こるトラブルや障害などに関しては、先にも述べたように全ての妊娠に可能性があることです。 よく、IVFやICSIでの妊娠は流産の可能性など高いと言われているのは、データを取っている年齢が自然妊娠よりも高齢であること、もともと、不妊原因の中にそういったトラブルが含まれていることなどが関係していますので、そのデータが全てではないと思います。 もしも、そのグレードの低い受精卵であるがために胎児に影響がでるのであれば、融解時、着床時の時点で、自然淘汰されることが多いのではないでしょうか?その後無事に妊娠できた後は、もう誰の力でもどうすることもできないことがあるので、赤ちゃんの生命力を祈るしかないように思います。 私も不妊治療、子宮外妊娠、流産と経験して、そういうことには正直以前よりも敏感になっていることはあります。全ての親が、健康で元気な赤ちゃんを望むのは当然のことだし、様々な経験があるからこそ、敏感になってしまうものだとも思います。 結果でしか、こういうことはわかりません。 不安なお気持ちは当然ですが、ご夫婦で話し合われて、先生にもよく相談して、最後はお二人の赤ちゃんの生命力を信じて、頑張ってください。 何のアドバイスもできませんが、正直この問題には、明確な答えは出ないものだとも思います。
お礼
miyumiyu16さん、ご回答ありがとうございました。 とても参考になりました。 これだけ高度生殖医療が普及していても、やっぱり 生命の誕生に関しては、人間の手では介入できないことは多いんですね。実際、説明のつかないことも多いし、起こり得ないことだって、起こってしまうんですよね。 最後は神のみぞ知る・・・なんでしょうか。 miyumiyu16さんが仰るように、結果でしかわからない んですね。 実は、前回のICSIで、双子を授かり、ひとりを出産当日に亡くしています。同じ頃にICSIした友人も30週で 死産しました。いろんなことが起こると、どうしても不安な気持ちが大きくなってしまいます。 もう次の子はやめようか・・・と何度も思いましたが、せっかく受精してくれた私たちの卵をこのまま 廃棄処分することはできず・・・娘も1才になった ので、いろいろと悶々と考えているところなのです。 でも、親としての責任を全うしたいし、子どもの 生命力を信じて、前に進もうと思います。 miyumiyu16さんも、頑張ってください。 応援してます。 ありがとうございました。