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2重積分型ADコンバータの入力電圧範囲について
教育>科学 のカテゴリにて質問しましたが回答がもらえなかったのでカテゴリを変更して再度質問させていただきます。 先日、トラ技Beginners3巻「VBと製作で学ぶ始めてのパソコン応用工作」を見ながら、シリアルポートを使った2重積分型ADコンバータを製作しました。動作は一見問題なく、入力電圧が0~3.2Vくらいまでは(テスタとほぼ同じ値が)PCに表示されます。が、電圧を3.2Vより大きくすると、PCには明らかに実電圧よりも小さな値が表示されてしまいます。 ADコンバータの基準電圧が2.5Vなので、基準電圧より大きな電圧は変換できないのでしょうか?それとも積分回路のコンデンサか何かに問題があるのでしょうか? 私は電気電子素人でどうも雑誌の記事だけではわかりません。誰かご存知の方がいらっしゃいましたらご教示のほど、宜しくお願い申し上げます。
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お礼
大雑把な質問だったにもかかわらず、詳しい回答をいただきまして本当にありがとうございいます。 お礼とともに、まず不足していた情報をいくらか補足させていただきます。 (1)電源電圧:シリアルポートのRTS/DTR端子を常にどちらかはONさせて+5V(私のPCの場合)をOPアンプとスイッチICに供給。 また、負の入力電圧にも対応できるようにTXD端子をOFFさせて-5V(私のPCの場合)をスイッチICのVee、OPアンプのVssに接続。 (2)bit数:不明です。積分器出力(電圧符号コンパレータを介してDCD端子に接続)がゼロの時点から300msecの時間だけ入力電圧を積分した直後、逆符号の基準電圧を積分して積分器出力が再びゼロになるまでの時間T[msec]を計測し、Tと300の時間比から電圧を計算しているようです。時間計測には、PC内部のタイマIC(Beep音用1.193MHzのカウンタ)とWindowsAPIのtimeGetTime関数を併用しています。雑誌には10bit以上の性能が得られると書かれています。 (3)基準電圧:電源電圧とリファレンスダイオードで+2.5Vと-2.5Vを供給。 (4)回路図等、雑誌より抜粋した資料:フリーホームページスペースにアップロードしましたので、お時間があればごらんください。 <http://members.goo.ne.jp/home/zktmep> 私の拙い質問情報から想定・指摘していただいた回答の中で、私なりに考えてみましたところ、やはり入力電圧に対して電源電圧が不充分というのが当てはまりそうです。今回は回路の電源電圧は±5Vになると思いますが、仮に±5Vの入力電圧に対応させるためには、もっと大きな電源電圧を外部から供給する必要があるとわかりました。 あるいは#3さんの回答のように、入力電圧を分圧するよう改造できれば、それが一番簡単なのでしょうか。 コンデンサへ充電する回路の精度という所は勉強不足でいまいちよくわかりませんでした。コンデンサの特性を十分理解してませんが、その辺も怪しいのかなと思ったりはしましたが… 最後になりましたが、ご回答本当にどうもありがとうございました。入力電圧範囲を広げられるように改造してみようかなと思っています。本当に参考になりました。