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医者はなぜ専門医になるのか?

どうして医者は麻酔科以外のすべての診療科目をかかげることができるのに、小児科とか外科、内科とか専門におこなうのですか?やはり機材とか能力があっても一人で全部できないとか許容量の問題ですか?

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回答No.4

根本的には医師の教育態勢にあります。 学生時代には、皆一通り全科の教育は受けますが、 多くの医師は、卒後に大学で教育・訓練を受けます。 世に言う、「医局」という奴です。 最近は「総合診療科」等と、各科横断的に、全身的に診る科も出てきましたが、旧来の医局はどうしても専門化していきます。各科の独立性と言うか、縄張り意識と言うか。よく言えば、研究の成果を国際的に競うとすればどうしても狭い領域に特化するしか有りません。(総花的にやると先進的結果は出ません) 大学の医者・医局はこの成果を上げることを1番の目標、誇りとします。よって診療もこの成果に則したもの・患者が大切にされ、結果この方面の診断、治療技術が得意となってきます。 しかも、その領域の「専門医」の資格を持っていなければ、一人前とは見なされません。 反面、それに関係のない疾患に関しては疎くなります。こうし所謂専門医が増えてきます。 しかし、地方の小さな病院とか個人で開業すると専門ばかりを見るだけでは仕事は勤まりません。 自分で更に勉強しなくてはやれません。 しかし、それにも限度があり、結局、興味のある、自信のある領域に止まるを得ません。 医療事故の事もありますし、一人で何でもやるわけには行きません。

yukaoi
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その他の回答 (3)

  • m038
  • ベストアンサー率28% (99/351)
回答No.3

1つの病気でたくさんの患者さんを診ていくことで腕が上がるそうです。医師は常に日進月歩の最新医療を学んでいく必要があります。たくさんの病気に詳しいということはそれだけ手を広げて情報を集めていかなくてはいけません。 それに今は患者もたくさんの科を持つ個人病院より消化器科とか循環器科とか専門的に詳しい病院を好みます。 (あれもこれもやっている開業医はヤブが多いと言われています)なるべく狭い分野を極めていく方が実質楽だし 患者も集まるからだと思います。 最近は日本○○科学会認定○○科専門医と名乗る医師が多いのもやはり患者が専門に詳しくて情報を持っている医師を選ぶ傾向に対応してのこともあると思います。

yukaoi
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  • sawai197
  • ベストアンサー率39% (164/415)
回答No.2

>機材とか能力があっても一人で全部できないとか許容量の問題ですか? この通りだと思います。 確かに、歯科以外のすべての医師免許は共通ですが、精神科医が外科の診療科目をかかげて、指がちぎれた患者が飛び込んできたら大変ですよね。 現実問題、産婦人科だろうが眼科だろうが小児科だろうがなんでも来い!!というブラック・ジャックのようなスーパー医師はそういないので、もしいたらすべての診療科目をかかげると思います。逆に言えば「この病気の患者が来ても診られるな~」と医師が判断する範囲の診療科目のみを掲げるわけです。 あと病院の経営方針の問題。「○科でやっていこう!」と掲げる診療科目に即した機材を用意するわけです。一人の医師がすべての科目を診られるように機材・設備を用意するのは、費用の問題でもとても現実的ではありません。

yukaoi
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  • 5748
  • ベストアンサー率18% (23/124)
回答No.1

むしろ、開業する場所でのニーズの関係だと思います。 余り、内科の多い場所でさらに、内科は開業しないでしょう。 また地元の医師会との関係もあると思います。

yukaoi
質問者

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