#16様は「ディーゼルの勝ち」という答えのようで、勝手に用途によるなんて
書いてしまい申し訳ありませんでした。
という事で改めて私の回答ですが、他の回答からもわかるように、それぞれどち
らにも長所短所があり、また原油の精製において、蒸留温度の違いでガソリン、
軽油とわかれているだけで、必ず(重油等その他も含む)両方が精製されます。
また、実際の精製コストに差は無く、原価は同じで、国内での販売価格差は税金
の差であることも念のため記載しておきます。
以上の点から、現状では用途により変わると言う回答です。
また、現状CO2の問題でディーゼル有利なのは確かだと思いますが、NOx値等では
ガソリン有利なのもまた確かだと思います。
また、現在主流となっているものには、必ず理由があると思いますので、その点
も見逃してはならないと思います。
例えば1500ccガソリン車でリッター20Kmオーバーのモード燃費と言うと、10年以
上前にホンダがVTEC-Eエンジン搭載のシビックで達成しております。実質燃費で
も高速道路での走行では、20Km近くいきました。が、同時に(その他GDI
等も含む)リーンバーンエンジンは排気ガス濃度が高かったのも事実です。
その後技術の進歩により、現在では平成17年度排ガス規制75%低減達成のリッター
20Kmオーバーの車両が実用となってますね。
これに対し、ディーゼルは10年以上前の2800ccターボモデルの重たい4WD車で
も高速道路の定速走行で20Km近く走りましたので、これは驚異的ですね。燃費の
面でガソリンを圧倒していることを証明しています。が同時に加速の悪さや振動
の大きさ、排気ガスの汚さなどのデメリットもありました。
が、これも現在では、過去とは比べ物にならないほど振動面、加速性能とも改善
されており、さらに平成17年度排気ガス規制50%低減なんて車両も実用化されま
したね。
こういった点からも、双方に今後の期待がかかると言うところだと思います。
もちろん、今まで野放しになっていたディーゼルの方が、燃料の改善を含め、ま
だまだ改善余地がありますので有利だとは思いますが、現状ではガソリン車に及
ばない点が多いことも確かだと思います。
以上、なんども失礼致しました。