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妊活では一日に複数回、膣に精子を注いだ方が効果的?
妊活ではある程度精子を溜めておいて、3日に一度のペース子作りエッチすると効率がよいとどこかで聞きました。 週1回では少なすぎるし、毎日だと精子数が減少していくからだと。 男性の精子はおよそ50~70時間で満タンになるとも。 でも思ったんですが、その三日に一度のペースで子作りエッチするとしても、子宮へ向けての射精は1回きりで充分だしベストなんでしょうか? それとも、すこし休憩をはさみながら合計で2回か3回くらいは射精したほうが、妊娠確率は上昇できそうですかね? それとも妊娠確率は変わらないのか、それともむしろ逆効果だったりしますかね? ピストン運動で出した精子が掻き出されてしまうとかで。 妊活に興味ある人など、皆さんからのいろんな回答を待っていますね。
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そもそも排卵が起きないと妊娠は起きないんですから、排卵が起きないタイミングでいくら精子を注いでも何の意味もないですよ。低用量ピルは排卵を起こさなくさせて妊娠しないようにする薬です。 排卵のタイミングは、大きく二つのやり方で測ることができます。 ひとつは、スマホアプリ。生理の日を入力しておけば、過去のデータなどからある程度排卵のタイミングが予測できます。欠点は正確性には欠けることです。過去のデータから予測するだけですからね。 もうひとつのやり方が排卵検査薬(LHサージ)を使うことです。排卵が起きるときにLHホルモンが急上昇するので、これをみれば排卵が起きるかどうかが予測できます。欠点は事前に予測することが難しいことです。反応があるということは「これから排卵が起きる」かもしれないし「もう排卵が起きていた」かもしれない。後者だとそこから慌てて精子を注いでも間に合わないケースもあります。 また排卵のタイミングに合わせて精子を用意しても、精子くんに元気がなかったりすると卵子までたどり着けないこともあるし、上手く着床しないこともあるでしょう。そのへんはどうしても運というか、そういうものもあります。 実は精子の中には卵子を目指さない精子があるそうです。他の精子がたどりつかないようにブロックする精子や、頭の部分が弾頭になっていて他の精子にぶつかって弾頭が爆発して精子を殺す「カミカゼ精子」が発見されました。 全体の割合では、妊娠を目指す精子よりこういったカミカゼ精子のほうが数が多いそうです。精子って棒倒しみたいなもんですね。棒倒しって知ってますか?昔の運動会で行われていたんですけどね、相手の棒を倒したほうが勝ちという集団ゲームです。相手の棒(卵子)を目指すやつ、それを殺しにいくやつ。 何かの本で、そういう役割分担があるから「後から射精したやつ有利」だというのも読んだ記憶があります。 午前中にA男くんとナマでセックスして、午後にB太くんとナマでセックスしたらB太くんが有利なのです。 ヒトのメスは「排卵が分からなくする」という戦略を選びました(他のサルは妊娠可能な状態だと性器が赤くなって分かるようになるものがある)。なので「とにかく子種をばら撒こうとする戦略のオス」と「誰の子種なのかを分からなくさせる戦略のメス」との間のせめぎ合いとなっているのです。
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