a) 人類が地上で生活を始めたのは、初代のアダムとエバが、神を裏切って悪魔の甘言のほうを信じたせいで、アダムとエバが神によって楽園を追放されたからです。
b) だから、人生の重要な目的は、悪魔との悪縁を振り切って、神の楽園エデンに帰ることなのです。この地上は、政治的には悪魔に支配されているのです(ルカ福音書4章)。
c) どうすれば、エデンに帰れるのか? それをよく考え、すべきことを努力すれば、天の神はそれを見ており、あなたのやり方が正しければ、楽園の門は開くでしょう。
d) この世の世俗的目的、子孫繁栄などは、多くの人が行なっていることであり、神は特別注目しません。誰もやらないようなことをやらねばなりません。霊魂を信じ、生物や万物の本体は霊魂であり、ただの物質的存在ではないことを信じなければなりません。また、霊魂は不死であり、身体の死後も霊魂は生き続けることを信じなければなりません。
e) このように霊魂を信じれば、実は、死というものが無いことが分かります。身体が死んでも、霊魂はその土の身体を脱ぎ捨て、天界へと飛翔できるからです。自分自身も周囲の人たちも動植物も物体も、皆、神からもらった霊魂を持っているのです。そのことを一番大事にして、周囲や動植物らと付き合ってゆけば、それが最上の愛になります。現在の人類の多くは、霊魂を信じず、ただ身体的、物質的維持のために生き、それを子孫繁栄などと言っていますが、そのような生き方は、霊魂の役には何も立っていないのです。霊魂の役に立たない生き方は徒労に過ぎず、神の評価も得られません。
f) 人間の身体の親は、肉親。霊魂の親は神です。だから霊魂を認めなければ、神を認めないのと同じなのです。