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パソコンとスマホのグライコは、

例えば低音を上げるとその音程だけ変化する物と、全体の音が変化する物があると思うのですが、そうなのですか? オーディオ機器ではどうですか?

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回答No.2

デジタルの場合、最大レベル(0dB FS)が決まっていて、それ以上の音量データは作れない。 だから低音だけレベルを上げると、低音がクリップする可能性がある。 例えば 全体のレベルを -10dB 下げておけば、+10dB 増幅する余裕ができる。 つまり、低音を増幅するのではなく、低音以外を減衰させる。 こうすればクリップすることなく、相対的に低音を増幅したように聞こえる。 イコライジングすることを前提に、常に全体のレベルを下げておけば、低音だけ大きくなった様に聴こえるんだけど~、 常にダイナミックレンジが犠牲になる。 だからなるべく音質を損なわないように、必要な時だけ低音以外のレベルを下げる。 その違いじゃないかな~

Webwatcher900en
質問者

お礼

ありがとうございました。

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回答No.1

Audio 用語では Graphic Equalizer (グライコ) と Tone Controller とに明確な違いがあります。 Tone Controller はその名の通り Tone (音色) Controller (調整器) であり、主に低域 (Bass) と高域 (Treble) を調整する 2 つの Control Knob (つまみ) があるもので、低域或いは高域を数 Octave の広い範囲に渡って調整する事から音色感が大きく変わります。 一方 Graphic Equalizer は Graphic (図示して確認しながら) Equalizer (同等にする) というもので、本来は低域から高域までが平坦ではなく様々に乱れた特性を Flat (平坦) にするために、人間の可聴帯域である 10 Octave の音階を 10 Band や 31 Band 等に分割して調整するものです。 分割する数が少なければ 1 つの Slider で調整する範囲が 1 Octave を超える広い範囲に及ぶため、Tone Controller に近い性質になります。 その音程だけ (正確には 1 Octave 以下の範囲で) 調整するには 20 Band 以上に分割する必要があり、大抵は 31 Band に分割された Graphic Equalizer が用いられます。 一方、重低域、低域、中低域、中域、中高域、高域、超高域の 7 Band に分割されたものはその音域 (例えば中高域) 全体が変化するものとなり、PC (Personal Computer) や Smartphone の Music Player に装備されている 7 Band や 10 Band のものは Graphic Equalizer と呼ぶよりも (特定の音域の音色を変える) Tone Controller としての性格を持たせたものです。 PC の Audio 編集 Software では下図のように Band 分割数を無限に設定して自由曲線のような連続線で細かい設定を行えるものもあり、本来の Graphic Equalizer とは下図のようなものを指します。 まぁ Audio 界以外では Tone Controller とは呼ばずに、何でもかんでも「グライコ」と言ってしまうようになったので区別が付かないでしょうが、その語源も本来の意味も知らないまま何でもかんでも感覚的に省略語を使ってしまうと、判らなくなりますよね(^^;)。 素敵な Audio Life を(^_^)/

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