芸能界は犯罪者に甘いという風潮
よく芸能人が問題を起こしたり逮捕されるなどし、一定期間を経て復帰するとよく「芸能界は犯罪者に甘い」などと言われたりします。
しかし労働は国民の義務であり、自らが生きていくうえで必要なことですから、犯罪者も出所すれば職に就かねばなりません。
ここで例えばもともと土方をやってた人が出所してまた土方の仕事を始めても「土木建築業界は甘い」などとは言われないでしょうし、スーパーでレジ打ちをしても「小売業界は甘い」とは言われない気がします。
芸能人は公人であるという事実はありますが、彼らは自分ができる職に再び就いたということ、また使う側も需要があるから使うにすぎず、一世を風靡したタレントや芸人などもどんなに清廉潔白であろうと需要がなくなればテレビからは消えていきます。
例えばハリウッドスターなどは過去に逮捕歴がある人や、逮捕歴がなくとも過去のドラッグ依存などを告白する人なども少なくないですが、「ハリウッドは犯罪者に甘い」と言う言葉は聞いたことがありません。
日本では半端な芸能人であれば犯罪を犯せば二度と復帰できないことがほとんどですし、私は特別芸能界が犯罪について軽く見ているとは思わないのですが、なぜ芸能界は「甘い」と言われるのでしょうか。
補足
痴漢まがいの行為です