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映画 砂の器の音楽
映画「砂の器」の「宿命」は菅野光亮氏が作曲したようです。 この曲はあまりにも芥川也寸志氏の作風に似ているので最初はてっきり芥川氏の作曲だと思っておりました。 しかし芥川氏は音楽監督ということで「宿命」は作曲していなさそうですが菅野氏にアドバイスとか行ったのでしょうか。 菅野光亮氏と芥川也寸志氏は師弟関係や同じ指導者のもとで勉強したなどの一切の交わりはないのですか。
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#1です。お礼をありがとうございます >この辺りの曲は芥川氏の特徴の一つだと思っているので「宿命」も影響は捨てがたいとかねがね思っておりました。 今までの芥川氏の音楽としてのイメージは崩さないような曲を書く人を 選んでいると思います。 但し、丸投げというのは、芥川氏の音楽の世界を壊すことなく 作ってもらい、そこに細かくチェックを入れなかったということだと思います。 極端に、曲調の違う人を選出しなかったのもそういう意図もあったと同時に 芥川氏がイメージを伝えた納得のいくものを作ったということではないでしょうか? >芥川氏の曲は好ましく、またわが母校の校歌を作曲されているので、事に興味が持たれます。 素晴らしいですね。 と同時に羨ましくも思います。
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- chiychiy
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こんにちは 多分ですが、音楽監督としてジャズピアニストの菅野氏に 作曲を依頼したようです。 多忙だったため、そのほかの作品も音楽監督としての 参加が多かったようです。 (丸投げという話もあります) https://www.amazon.co.jp/hz/reviews-render/lighthouse/B00I3LHKZQ?filterByKeyword=%E8%8F%85%E9%87%8E&pageNumber=1 映画のピアノのシーンの吹き替えも菅野氏が弾いていたので そのあたりで、監督との兼ね合いもあったかもしれません。 同じ東京であっても、年齢も違いますし 大学も異なります。 菅野氏の教え子のブログ https://hkawaguchi.exblog.jp/16862221/ <映画の感動を呼び起こす名盤『ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」』> >芥川さんは『砂の器』のときも音楽監督のポジションに収まり、作曲を東京藝術大学音楽学部の後輩にあたる菅野光亮に依頼した。菅野さんは、クラシック音楽の作曲法を学びながらも、大学卒業後はジャズ・ピアニストとして活躍するという変わり種。映像作品も多数手がけた https://kimama-music.com/mitsuaki-kanno-soundtrack-from-the-1974-shochiku-film-castle-of-sand/ https://shochiku-music.com/works/sost3029/
お礼
ありがとうございました。 芥川氏は多忙であったため映画音楽を依頼された折り、丸投げすることもあったということですが、「宿命」に関してはそれはピンときません。 ご紹介の文章の中に<西洋音楽にはないに日本的情緒が強く伝わってくるのだ。この点、芥川作品にもおなじ匂いが感じられることから、氏の助言が影響していると想像される。 という箇所が あり、自分的には納得がいきました。「八つ墓村」のイメージと似ています。この辺りの曲は芥川氏の特徴の一つだと思っているので「宿命」も影響は捨てがたいとかねがね思っておりました。 余談ですが、芥川氏のもうひとつの特徴は大河ドラマ「赤穂浪士」映画「地獄変」映画「花のれん」(地獄変と同じ曲?)のリズミカルで重厚な曲想です。これらを聞くと芥川氏はこういうイメージがことにお気に入りだったのではないかと思います。あまりに特徴的なので初めてちょっと聞いただけで氏の作曲だとすぐに分かります。 芥川氏の曲は好ましく、またわが母校の校歌を作曲されているので、事に興味が持たれます。 長文失礼致しました。
お礼