- 締切済み
ロシアに関する質問
もし間違ってたらすごく恥ずかしいのですが、ロシアって民主主義の国ですよね???? でも、ロシアではすべてのメディアは政府が所有しているか何かで、メディアは政府にとって不利な情報を流せない、つまり言論の自由がない、と聞きました。たとえば最近のチェチェンの過激派によるテロの時なども、メディアは政府にとって都合の悪い情報を流すことはできなかったそうです。過去に政府の批判を書いたある新聞記者は、記事を書いた直後、突然辞職をしたそうで、噂では政府からの圧力がかかったそうです。 これではロシアの一般市民はソ連時代のように正しい情報を与えられていない、ということになると思うのですが、なぜこのようなことが起こりうるのでしょうか?ロシアの政治に詳しい方、教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
>なぜ情報化・国際化が進む現代の中で、国連常任理事国 >やG8にも参加している国でこのようなことが起こってい >るのかが理解できないのです。。。 歴史を学びましょう! ソ連が崩壊するまで、ロシアはずっと専制主義体制でした。 ロシアの民主主義はまだ歴史が浅く、10年ちょっとです。 日本だって明治維新で近代化がはじまって、大正デモクラシー の時代になるまで何十年もかかったのですよ。 (しかもその後、民主主義体制は事実上瓦解しますし) 目先の出来事だけみるのではなく、その背後にある歴史を 知ることで、現実の理解がより深まります。 現実の国際社会は、決して理想ばかりではないという現実を よく認識する必要があります。
国際政治を専門にしている者ではないのですが、もしかすると、ロシアでは 「民主主義」 の定義が旧・西側陣営と若干異なるのではないかな、と考えます。 たとえば中国政府もよく主張しているのですが、人権蹂躙、非民主的とアメリカから非難される国内問題などで、「アメリカがキリスト教的価値観を押し付けるのは良くない。 中国には中国式の民主主義がある」 と反論していましたね。 いいか悪いかは別問題です。 メディアとは何か、国家とは何か、という遠大なテーマにまで発展すると思うのですが、民度の高い国家で行なわれているように、「政府は根本的に悪である。 従って、メディアや国民が常に注視し批判し続けなければ何をするか分らない」 という発想がないのではないでしょうか。 ですから、西側陣営の価値観で今のロシアを見ると、理解に苦しむケースが多いように感じます。 たとえば原潜事故をはじめ、劇場占拠事件や今回の学校占拠事件などで大量の被害者を出しましたが、もし西側なら政権崩壊につながる結果でも、ロシアでは 「仕方ない」 との国民的理解があるように思います。 あと考えられるのは、もしロシアのメディアが西側のように政府に対する批判を大規模に繰り広げ、国民の怒りをかって、もしプーチン政権が崩壊でもすれば、次に台頭してくるのはまた悪夢のような共産党政権、という恐れがロシア国内にあるかもしれません。 そうなると共産党よりはプーチン政権の方が、メディアにとっても 「まだマシ」 と言えるのではないでしょうか。 それであからさまな批判は手控えようと ・・・
- kaoruko55
- ベストアンサー率37% (3/8)
ソ連からロシアに名前が変わり、体制も変わりましたが、完全な民主国家になるには時間がかかるのでしょうね。プーチンは、どちらかというと、旧体制に近い人ですし、政府にもそういう人がまだ多いでしょうから、都合の悪い報道に圧力をかけるのをためらう気持はないかもしれません。 しかし、この前の事件に関しては、隠そうとしてかけた圧力なのか、それとも、国民的パニックを引き起こして被害がさらに大きくなるのを防ぐために、報道を統制しようとしたのかもしれません。事実を隠してもいずれ判明することはわかっているわけですから、隠そうとしたとは思えないのです。 日本でも、誘拐事件の時は、事件が解決するまでは報道を控えますが、その類の可能性もあります。
- honkytonky
- ベストアンサー率9% (4/44)
横レスすみません。 今話題の北朝鮮も、朝鮮「民主主義」人民共和国です。はい。
お礼
レスありがとうございます。 こないだの事件の件ですが、仮に人質の数字をはじめ少なく伝えていたのは国民に対する配慮であったとしても、事件終結後の新聞などでは政府の対応の甘さなどを批判することは書けなかったそうです。 モスクワの劇場で起こったテロの時も同じようなことがあったと聞きましたし、2000年におきた、ロシアの潜水艦沈没事故の際も、ロシア政府は情報をなかなか公表せず、しかも公表したわずかな情報も何度も内容が変わるといったありさまで、軍を批判した乗組員の家族に後ろから近寄った女性がコートの上から薬物を注射してだまらせるという事実も明らかになっています。(でも後日打たれた本人が「持病のクスリをうってもらった」と海外メディアに対して語ったそうです。しかし、そんな注射をいきなり女の人が後ろからきて、しかもコートの上からさすかという疑問があります。個人的には恐らく何らかの形で政府からの圧力がかかったのではないかと思っています) なぜ情報化・国際化が進む現代の中で、国連常任理事国やG8にも参加している国でこのようなことが起こっているのかが理解できないのです。。。