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美容師さんにお伺いします。
もともと地毛は真っ黒です。海苔のように黒い感じ。 今はカラーしていますが、すぐに赤くなり。。。。 ロングなのですが、毛先は銅線のように赤くなっています。美容室に行くたびに『赤いのではなく、黄色っぽいカラーに』とお願いしてはいますが、一回は緑を入れてから黄色をいれると赤くならないといわれて、そのようにしてもらったら、1週間でカラーする以前より赤くなりました。どのように頼めば黄色が長持ちするからーにしてもらえるのでしょうか?
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美容師です。 まず髪は 日本人の髪の色は真メラニン(赤褐色の色素)と亜メラニン(黄色の色素)からなります。。人によって肌の色が異なるように、その人の髪のもともと持っている色素(メラニン色素)は1人1人異なります。日本人は比較的黒くて硬くて、もともと赤褐色の色素が多いです おしゃれ染めのカラーリング剤はブリーチダイと言ってブリーチ作用と染毛作用を一緒に行っています。 着目するのはブリーチ作用で 髪はブリーチ作用の強さに応じて【黒→赤茶→オレンジ →黄色→淡黄】と脱色されていきます。このベースの上に染料がのるわけです。 ここで問題なのは赤系(赤の色素が抜けにくい)の人と黄系(赤の色素が抜けやすくて黄色になりやすい)の人に分かれるのです。日本人は赤系が多いようです。今は生活環境も昔と変わり最近の若い世代では黄系の色素が強い人も増えてきました。kotetsu-h1031はおそらく赤系の人なんでしょうね。 (1)赤系の人 赤茶のベース+黄色の染料→オレンジ (2)黄系の人 黄色のベース+黄色の染料→黄色 赤系の人に黄色を持ってきても赤が抜けない限り赤みを帯びてしまいます。じゃあどうするかというと赤が抜けるまで明度をあげればいいのですが既存のカラー剤で抜けないならブリーチ剤となります。ベースを金髪にすればいいのですが髪がかなり傷みますね。また髪が明るすぎたりします。つまり日常生活で金髪レベルで良いのか?ということです。 また髪の赤みを消すのに補色として染料のマット系(緑系)をもってきますが、染料は「減法混色」なので色を混ぜると明度が下がり暗くなります。染料の考え方は赤の絵の具に何を混ぜると黄色になるかです。ちょっと難しいでしょう? また毛先が赤いとのことですが昔、赤で染めていたとかで、染料の赤が残っている場合は黄色にならないことも多いです。赤から黄色のカラーチェンジは難しいです。美容院でも粉末の強力なブリーチパウダーで脱染を試みることもありますがポイントは染料の赤を分解できるかということになるのですがほぼ無理じゃないでしょうか?赤の染料は強かったりします。 でもこういうのって赤系の人は黄色にあこがれたり黄系の人は赤褐色の髪にあこがれたりしますね。 まあ赤系の人は黄色になりづらいということで。。 そういうことを踏まえて次回美容院に臨んでくださいな。またkotetsu-h1031に似合う違った色を薦めてくれるかもしれません。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。とってもよくわかりました。なかなか難しいのですね。髪の毛がこれ以上痛むのも避けたいし。。。。似合う違った色!これで次回美容室に望んでみます。