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BUCK-TICKとX JAPANの楽曲比較
- BUCK-TICKとX JAPANは5人組バンドでビジュアルが似ているが、各メンバーの実力で印象が大きく異なる。
- 特にBUCK-TICKのドラムやベースライン、ツインギターの演奏が心地よく、ボーカルもパワフルで調和が取れている。
- 一方、X JAPANは楽曲に多少粗があり、ボーカルのハイトーンボイスでカバーしている印象が強い。
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質問者が選んだベストアンサー
楽曲的に違いを感じたというのは、質問者さんの耳が正しいと思います。 両者ともロックバンドですし、ステージ衣装やメイクには共通点もあって、日本ではいわゆる「ビジュアル系」というくくり方で呼ばれている事も多いのですが、両バンドの音楽的なジャンルには明確な違いがあります。かなり曲調や音作りが異なるジャンルです。ドラムセットの構成やギターのエフェクターのセッティング等にもかなり違いがあって、楽器が出す音色から、そもそも異なっています。 X JAPAN: ヘヴィメタル BUCK-TICK: ニューウェイヴ/ポスト・パンク X JAPANはデビュー以来一貫してメタルでやって来た印象です。バラードの曲も演奏して変化を持たせていますが、激しい曲の合間に多少のバラード曲を演奏するというのもまたメタルの定番です。メンバーが影響を受けたアーティストとして、キッスやアイアン・メイデンなどを挙げています。 BUCK-TICKは様々なジャンルを採り入れ、時期によってかなり幅広い音楽的な変遷がありました。そうしたサウンドの多彩さや変化を追求する行動もまた、ニューウェイヴ系のバンドに多い傾向です。メンバーが影響を受けたアーティストとして、バウハウスやXTCなどを挙げています。 プロミュージシャンですから、たくさんの音楽を聴いていて、両バンドのメンバー達に共通して影響を受けたバンドもあると思いますが、基本的に両バンドが目指す音楽のジャンル性や、鳴らそうとするサウンドが異なるものだったのではないかと思います。 それぞれのジャンルにファンが居ますので、どちからが心地よいと思うかは、ジャンル的な好みによると思います。あるいは、私もそうですが、どちらのジャンルもそれぞれの良さを感じて両方とも心地よいという人もそれなりに居るでしょう。 それぞれのバンドの音楽的なジャンルや影響などもふまえたうえでまた聴き込んでみると、新たに気づく部分があったりして、また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。
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- eroero4649
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ビートルズが偉大なのは、演奏技術がとんでもなく高いとか歌がとんでもなく上手いとかではないですよね。同時代でももっと演奏技術が高い人たちはロックンロールの業界でも沢山いたと思います。 けれどビートルズが永遠の存在になったのは「誰もやらなかったことをやった」ことと「後のロックとポップの全てに影響を与えた」ことにあります。 演奏技術などではX JAPANよりBUCK-TICKのほうが高いのかもしれませんが、後世のバンドや音楽に与えた影響と音楽性については、X JAPANのほうが大きかったといえるのではないでしょうか。 そしてなんといっても「カリスマ性」という点でいえば、X JAPANは日本の音楽史においてもトップクラスの存在だったと思いますよ。 解散コンサートではチケットが手に入らなかったファンたちが東京ドームの周囲に集まり、中から漏れてくる音を必死に聞いたのはもう伝説となっています。 あと私、今でも覚えているのですが、解散前のYOSHIKIさんのカリスマがブイブイだった頃、YOSHIKIさんがパンツ一丁になってみんなの前に出てくるという謎のイベントが企画されたんですよね。何をやるわけでもないんですよ。ただパンツ一丁になってみんなの前に出てくるだけ。なのにものすごいファンが集まってきて、おまけに本人が姿も見せないのに集まったファンの子たちが興奮して手が付けられなくなり、警察が「このまま本人が出てきたら何が起きるか、警察も責任を持てない」といってきたので中止になったってことがありました。 そんな事件を起こせるのも、あの頃のX JAPANくらいじゃなかったかなと思います。 ローリングストーンズが偉大なバンドなのも、技術的な問題ではないですよね。「いかにシンプルにしていかにキャッチーでメロディアスな曲にするか」って点ではすごい天才かもしれませんが・笑。 マイケル・ジャクソンが亡くなったときに誰かがいってたんですよ。「マイケル・ジャクソンより歌が上手い人はいる。マイケル・ジャクソンより踊れる人もいる。けれどキングオブポップはマイケル・ジャクソンだ」ってね。