一番影響が大きいのは首都圏だと思うので、今回は東京電力に限定して回答したいと思います。
東京電力が管理する原子力発電所は、福島第一原発、福島第二原発、柏崎刈羽原発の3か所です。うち、福島の第一と第二原発は東日本大震災の影響により廃炉となることが決まっています。つまり稼働が可能な原子力発電所は、柏崎刈羽原発のみとなります。そして柏崎刈羽原発は現在全ての炉が稼働を停止しています。
再稼働をさせない理由ですが、2021年に対テロ対策に重大な不備があることが発覚したためです。
部外者が簡単に施設の敷地内どころか、中央制御室にも入れてしまうことが判明したのです。ちょっと前の話だから私もうろ覚えだけど、今やテロと関係ない会社でも当たり前のセキュリティロックもなかったんじゃないかな。
それで原子力規制委員会から稼働停止命令を受けてしまったのです。
で、今年の5月にその原子力規制委員会の会合があったのですが、そのときも「まだ不備があって対策が不十分」とされて、再稼働の許可がおりなかったのです。今のところ再稼働の目処は全く立っていません。
柏崎刈羽原発は新潟県にあるので、日朝有事の際は北朝鮮から特殊部隊が上陸して原発に攻撃をかけてくる可能性は決して小さくありません。横田めぐみさんは、新潟県で拉致されました。
日朝有事どころか、もしかしたら明日にもテロリストが攻撃をかけてくるかもしれないくらいのことなのですが、どうも「原発村」の人たちは意識が低くて取り組みも甘いようですね。基本的に現段階でも切実にピンときていないのだと思います。
本気で再稼働させたいなら、対策が不十分であることが発覚したのが2年も前の話なんだから、2年もあればちゃんと対策できるはずですよね。しかも原子力規制委員会って半分身内みたいなもんです。
その身内の検査もクリアできないんだから、再稼働する気が全然ないか、とんでもなく能力が低いかなんじゃないかなと思います。
お礼
>ばかばかしくて話にならない。 仰る通りで御座います。 日本人って賢い人も多いですが、バカも多いです。