ホワイトノイズマシンとノイズキャンセリングの違い

質問

車道沿いに住んでおり朝から夜まであまりに車の音がうるさいためになるべくノイズキャンセリングイヤホンをして生活をしております。
イヤホンで車の音はほぼ消滅しますが、流石に1日中付けっぱなしにはできないため、他の手段も検討しております。
賃貸で窓の工事が厳しいため、ホワイトノイズマシンなど候補として考えておりますが、これはパソコンでホワイトノイズの音楽を流すのと効果が違うのでしょうか？
車の音には効果がありますか？
ちなみにノイズキャンセリングイヤホン（AirPods Proの少々古いバージョン）は車の音をほぼ消してくれています。
パソコンからホワイトノイズの音楽を流しても騒音はほぼ消えません。やはり、耳に直接当てるようなものでないと意味がないでしょうか？
ホワイトノイズマシンの効果や原理など、ご存知の方アドバイスいただけますと幸いです。

（引っ越し先を探している最中のため、物件を変えろというアドバイスはお控えくださいませ）

回答No.1

t_ohta · ベストアンサー

ホワイトノイズマシンはホワイトノイズと呼ばれる雑音を発生させる装置です。
パソコンからホワイトノイズを流すのと同じです。

ホワイトノイズはクルマの騒音を打ち消す効果はありません。
周囲の騒音より大きい音でホワイトノイズを流すことで、騒音が気にならないようにすると言うモノです。
クルマの騒音が気にならなく位大きいホワイトノイズを発生させればクルマの騒音は気にならなくなるかもしれませんが、クルマの騒音が大きい環境だとホワイトノイズがウルサすぎると感じるでしょう。

お礼

ご回答をありがとうございます。ノイズキャンセリングとは原理が違うのですね…。
ホワイトノイズでは根本解決にならなそうですね。
ノイズキャンセリングのスピーカー版があればいいのですが、ちゃんとしたものが見当たりませんでした。
別の方法を探そうと思います。

回答No.5

John_Papa

こんにちは。

消音原理と効果では、ノイズキャンセリングイヤホンが圧倒ですね。

一方のホワイトノイズは、マスキング　という原理ですので、消音はしません。
関連原理にカクテルパーティ効果　というのがあります。
人間の聴覚の不思議（物理的優劣ではなく、脳の働き）に因って、雑踏の中でも聴きたい音を聴ける力です。
ホワイトノイズでマスキングするのは、前世紀に公衆トイレあたりから始まったテクだと思います。ホワイトノイズが水を流す音に似てるからとかで・・・

『ホワイトノイズの音楽』というのは、瞑想・癒し系の音楽のことでしょうか。
自然音のノイズがよく使われています。人に聞こえない超低音も含まれている場合があり、それなりに効果があるようです。聴く人が車の低音より、自然界の低音に耳を向ければ車の音に注意が行かなくなる。という効果です。
スピーカーで超低音を出す為には、スピーカーの大きさと電力を必要とします。
ホワイトノイズマシンのスピーカーでは低音はほぼ出ませんので、車のタイヤや排気音に対しては全く効果無しでしょう。

耳栓は、100円ショップの製品でもそこそこ効果があるようなので、お試ししても良いのではないかと思います。人の耳穴は規格品ではありませんので、ネットの情報がどれほど当てはまるかは、やってみなければわかりません。

ところで、最近聞くようになった病名に「低音障害型感音難聴（低音の難聴）」が増えているようなのですが、もし左右で時々低音の聞こえ方が違うとか、がありましたら、耳鼻科の受信をお薦めします。車の音が気になりだしたのが最近だとしたら・・・という老婆心で失礼いたしました。

お礼

色々と専門的にありがとうございます。
自分の場合は急な転勤の都合で車道沿いの物件に引っ越したというのが明確な原因なので、耳の障害から来るものではない・・・とは思っています。しかしながら肝に銘じておきたいと思います。

耳栓やノイキャンイヤホンは実際、効果がありますね。夜も車が走っているので耳栓がないと眠れません。
ホワイトノイズが車の音に無効であるとのこと、ありがとうございます。低音はノイキャンはかなり消えますがマスキング原理では厳しそうですね。

回答No.4

himat_ex

ホワイトノイズはすべての周波数成分の振幅が等しい雑音で音色の無い雑音を言います。騒音に被せても騒音が大きくなるだけでノイズキャンセリングには成りません。
アクティブノイズキャンセリングは、信号に対し逆位相の信号を重ねることでエネルギーをゼロにする方法で、簡単に数式化すれば
1+(-1)=0
にする処理です。
カナル型や密閉型ヘッドホンは逆相信号重ねることで実現しています。
これと同等の処理を耳栓として商品化したのがキングジムのデジタル耳せんです。

声は聞こえて、騒音だけをカット！！「デジタル耳せん」MM1000｜ KING JIM
https://www.kingjim.co.jp/sp/mm1000/

これとは別に騒音に対して直接逆相同音圧音をぶつける方法も有りU13ブルーバード前期型ARX-Zに搭載されていましたが普及はしませんでした。
システム化された物は有りますが個人宅での導入は難しいと思います。
TOA Active Noise Control System（TOAアクティブ消音システムサイト） | TOA株式会社
https://www.toa.co.jp/anc/

別のアプローチとしてフィルター型の耳栓が有り、元々は
3Mだったかな？そこで開発された特殊スポンジで、話し声は通るけど騒音は通さないという不思議な素材で、騒音からは逃げられるけど耳元でギャーギャー言われる状態からは逃げられない不思議な耳栓です。ついでに言うと寝言が五月蠅い相手の隣に寝るのもダメ。
プレス金型設計やってる時にほぼ一日付けてましたが炎症起こしたりはしなかったので適度に交換すれば大丈夫。
多分この耳栓導入が最適解

遮音（防音）シリーズ | 製品情報 | サイレンシア®の耳せん
https://silencia.jp/product/sound.html

お礼

具体的に理論をお教えいただきありがとうございます。
ノイズキャンセリングが唯一、音を聞こえなくする方法になりそうですね。しかしやはりカナルやヘッドフォンタイプ、耳栓など、耳を塞ぐ形でないと適用が出来なさそうですね…。
耳栓とカナル型をほぼ1日中していたら若干耳が痛いため、できれば耳を解放しスピーカーで流して音を多少なり消せればいいのですが、窓を塞ぐなどで考えるしかなさそうですかね…。
耳栓は洗って乾かしきって使っておりますが、それも良くないのかもしれません。お教えいただいた耳栓も探してみたいと思います。

回答No.3

t_ohta

＞　ノイズキャンセリングのスピーカー版があればいいのですが、ちゃんとしたものが見当たりませんでした。

ノイズキャンセリングは周囲の音と逆位相の音を作り発することで、波の干渉の原理を用いて騒音を聞こえにくくするモノです。
スピーカーと耳の距離などがノイズキャンセリングの効果に影響するので、広い空間を静かにするのは難しいでしょうね。
波の干渉がズレると騒音が強調されて余計にウルサくなる場合もあり、部屋でノイズキャンセリングをすると同じ部屋の中に静かな場所とウルサい場所が出来てしまう可能性があります。

お礼

とても詳しく解説をありがとうございます。
なるほど・・・。空間が狭ければ可能ではあるが広いとノイキャンは原理的に厳しいのですね。
耳の穴だけをカバーするのと部屋全体では全く違いますものね。
音で音を部屋の中で打ち消すというのは現代の技術では厳しそうなので諦めることにしたいと思います。

回答No.2

gunsin

解決の回答では無いのですが、原理をとの事なので。
ホワイトノイズマシンは微細な音をホワイトノイズを流す事に
よるマスキング効果で覆う事を利用する物で、主に就寝時に
使用する事が多いです。

ノイズキャンセリングの原理は、同じ特性のマイクを二本使用して、
一本は下向きにして逆相の音を拾い、もう一本の正相の音と
電気的に混ぜて騒音を消す又は小さくしてイヤーホンに流す物です。

何れも騒音自体を消す物ではありません。
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その昔、東名高速の土手淵のアパートに住んだ事があります。
人間の対応力は凄いもので、最初は寝酒を飲んで対応してましたが、
三日経過したら、寝酒なしで寝れる様になりました。
羊が一匹よろしく、大型トラックが通過、バスが自家用車が
通過など念じている内に眠れる様になりました。

お礼

原理をお教えいただき感謝いたします。
なるほど・・・。音の拾う範囲を考えますと、ノイズキャンセリングはイヤホン形式でないと実現が厳しそうですね。ホワイトノイズマシンは騒音が小さければ気にならなくできそうですが今回の用途では気が紛れる程度に終わりそうです。

東名高速沿いで眠れるようになられたとは羨ましい限りです。私は数ヶ月経ちましたがいまだに煩くて耳栓なしでは眠れません・・・。耳栓しても聞こえるので睡眠に問題が起きております。
なんとか改善したいところです。