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映画とドラマの違いについて
なんとなくすっきりしない思いを抱えておりますので、 ずばり質問しました。 自分的には、 「映画はフィルムカメラで撮り、テレビドラマはテレビカメラで撮る」 とか 「映画はテーマがあるけどドラマはそれが弱い(ドラマに失礼?)」 とか 「映画は2時間1本勝負だけどドラマは連続」 とか 「映画は映画館で見るけどドラマはテレビで見る」 などという理解をしております。 でもこれらも、 「じゃあ映画をテレビでやるいわゆるテレビ映画はどうなの?」 とか、 「ドラマだって2時間ドラマとかがあるから、映画と時間での区別は出来ない」 という反論もできそうです。 いったい映画とドラマ(とくにテレビドラマ)の違いはなんなのでしょうか? 明確な定義があれば、それもいただきたいですが、みなさんが「私はこう理解している」と言うものでも結構ですので、ぜひお聞かせくださいね。
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そもそも映画はテレビが出来る以前に大衆娯楽、または芸術として始まりました。それからいくらか時が経ち、テレビ時代の到来に伴ってテレビドラマが製作され始めました。当初は今のように収録テープに録画して放送する技術がなく、舞台中継のように生放送が当たり前でした。生ドラマと呼ばれて今でもごくたまにイベント的に作られたりしますが。新しい分野なので予算も少なく、時間も限られているために映画に比べると安っぽいのが当たり前で、いわゆる「映画の仕事が減ったから、しょうがない、テレビドラマでもやるか」てな感じであくまでもランク下のジャンルでした。なので今でもその辺の事情が所詮テレビだ・・・といわれる。・・・と。 そして現在、一番映画とテレビドラマの違いとして制作側が留意しなければならない事は、「映画はその時間はその作品を見に来てくれたお客さんが期待を持って観てくれる。最後まで。」と言う事です。つまり一例を挙げるとその作品の手法として前半を地味なストーリーで流し、ある事件から急に展開する等の方法が取れます。最後まで集中して観て初めて様々な複線が判り、納得!というテクニックも使えます。しかしこれをテレビでやると…固定ファンがついている連続ドラマ等では良いでしょうが、ぱっと見てつまらなかったらチャンネルが変えられる!来客や電話が来たら途中の重要なシーンは観損ねる!家で何かをしながら見てたら映像だけで表現した物は見逃される!と。残念ながらそれが予算や時間、技術等以外にも、内容での違いが如実に出る理由です。勿論それらを克服した名作も有りますが。それからもう一つ。テレビの場合、その作品を観たい人ではなく、不特定多数の人々が観ます。内容をちゃんと観ればなんら問題がないような表現でもそこだけ見たらある人(や団体等)を攻撃している様に見えるシーンは御法度です。放送禁止用語の規定もそこから来ています。一概にはいえませんがこのためにテレビドラマは映画程面白い物が作れないと考える人の理由です。勿論例外はありますが。必ずしも高視聴率イコール作品の良し悪しではないテレビと、高興行収入イコール面白い作品という映画の違いです。長々書きましたが本質的な違いだと思われるものを書きました。御参考になれば幸いです。
お礼
人それぞれの考えがわかってとても参考になりました。 いずれにしても、映画とテレビドラマを区別してみる 必要性は、あまり無いような気がしてきました。 どうもありがとうございました。 ※体調不良により一件一件レスがつけられなくなりました。 コピペにて失礼いたします。ありがとうございました。 (9月25日)