「こまち」のグリーン車の席番は、市販の時刻表の「ピンクのページ」に載っています。
【一番後ろの席について】
東京行きで一番後は6番A席、C席、D席となります(大曲~東京間)。大曲で進行方向が逆になりますので、秋田~大曲間は1番A席~D席が一番後となります。
【6番A席について】
6番は出入り口から一番近いので、車いすでご利用になるお客様のためにB席がありません。従ってA席が1人掛けとなっています。また、A席には体を固定できるようにシートベルトが付いていますので、体格が大きいとベルトが若干邪魔になる感じがあります。
6番A席(一人掛け)は、リクエストすればその座席を販売してくれると思いますが、障害者がご利用になる場合のことにご配慮頂き、できれば他の座席をリクエストされるとよろしいかと思います。
【車窓からの風景】
A席からは南秋田運転所・岩手山・仙台総合車両所・筑波山などが、D席からは岩手山・吾妻連峰・那須連邦などが主な車窓風景となります。
【座席のヘッドレストについて】
グリーン席に付いている、ヘッドレストは上下に動かすことができます。あまり動かしている人を見かけませんが、最初は一番下の位置にあります。少し手前に引くような感じで上に上げてください。ヘッドレストは結構厚みがありますので、キチンと頭の位置に来るように調節してください。身長が大きいと、一番下の位置ではヘッドレストが首のあたりに来てしまい、そのままで長時間座っていますと、最悪の場合、背中を痛めることがあります。
【そのほか】
ちなみに私の記憶では、秋田出発時には座席が進行方向と逆向きになっています。そのまま30分ほどで大曲に到着すると、今度は逆方法に進みますから、そこからは進行方向となります。進行方向と座席の向きなどで、秋田駅で不安になるかもしれませんが、6番側(出入り口に近い側)が大曲~東京間で一番後になります。
【蛇足】
趣味などで多くの列車の席番を知りたい場合は、ジェー・アール・アール社から「列車編成席番表」という本が2400円ぐらいで発売されています。旅行会社などでも使われている本ですが、いいお値段がしますので、興味があれば購入してみてもよろしいかと思います。蛇足でした。
お礼
ご回答ありがとうございます。とても参考になりました。