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米海軍の軍艦について
横須賀基地に所属する米軍の軍艦は、横須賀以外のどの基地に入港しますか。 ①国内の米軍基地 ②国内の自衛隊基地 ③米国(ハワイなど含む)の米軍基地 ④他国(韓国など)の米軍基地 ⑤米軍以外の基地
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- pri_tama
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>横須賀基地に所属する米軍の軍艦は、横須賀以外のどの基地に入港しますか。 米海軍は、タスク[任務]編成を取っていますので、港湾に縛られる運用は行っておりません。 ですのでタスク[任務]の必要性が有れば、①③④の港は自由に使用する事が出来ます。 横須賀を母港としている、米第七艦隊の空母ロナルド・レーガンが定期整備を行っている時などは、米本土を母港とする空母が横須賀に進出し、整備が終了するまで、任務を代替する事は日常的に行われています。 逆にインド洋や中東で任務を行う部隊の空母が整備や乗員休養を行っている際には、ロナルド・レーガンが当該地域に進出し任務を代替する事も珍しくありません。 また軍の基地は仮に所在地が外国[日本や韓国など]であったとしても、その内部は、駐屯する軍隊の母国[つまり米国]の法が適用されます。 所在地の政府[日本や韓国など]は干渉する事が出来ません。 ⇒日本や韓国に存在する米軍基地は、米国が自由に使用できる。 >②国内の自衛隊基地 >⑤米軍以外の基地 日本は、米国との間で日米地位協定を結んでいますので、その第5条に基づいて、事前通告が有れば使用が可能です。 おそらくですが、日本以外の親米国も同様だと思います。 日米地位協定 第5条 船舶及び航空機の出入及び移動 合衆国及び合衆国以外の国の船舶及び航空機で、合衆国によつて、合衆国のために又は合衆国の管理の下に公の目的で運航されるものは、入港料又は着陸料を課されないで日本国の港又は飛行場に出入することができる。 と言いますか、米国以外でも事前に申告が有れば、日本国内の港に入港し、親善活動[軍艦内部の公開等]や乗員の休息をとる事も可能です。 例) ロシア海軍ミサイル巡洋艦「ヴァリャーグ」、駆逐艦「アドミラル・パンテレーエフ」及び補給艦「ボリス・ブトマ」が函館港に入港して親善活動を実施。 以上からも分かる通り、横須賀基地に所属する米軍の軍艦は、しかるべき手続きを取れば、物理的制約[喫水の問題等]が無ければ、世界中の港に入港する事が出来ます。 日本では、宮古島市平良港や石垣市石垣港に入港した例も有ります。