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アンプの性能,の違いを教えて下さい
パワーアンプですがオーデオ用、PA,SR用、モニター用などの種類があるようです、PA,SR用はスピーカーは駆動力が高く丈夫く、周波数特性は低音高音がカットしてありオーデオ用より狭くしてあるようです、業務用でレコーディングや放送局モニター用アンプはどの様な性能,のアンプを使っているのですか。
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はじめまして。 PA,SR用も、モニター用も、広義では「オーディオ用」です。 おそらく、ご質問者様は「一般家庭で利用するオーディオ用」という考え方だったのでしょうかねぇ? さて、『PA,SR用はスピーカーは駆動力が高く丈夫く、周波数特性は低音高音がカットしてありオーデオ用より狭くしてあるようです』とのことですが、残念ながら、正確ではありませんねぇ。 必ずしも「駆動力が高い」と言い切れる製品ばかりではありませんし、帯域制限機能を持った製品もあるが、パスできる機能を持たせていることの方が多い。というのが実情ですので、決して「帯域が狭い」とは言えないでしょう。 最も重要な部分でもあるのが『業務用でレコーディングや放送局モニター用アンプはどの様な性能,のアンプを使っているのですか。』 という話。 はっきり言えば、対象となるスピーカー的したアンプを利用。というだけの話です。 リスニングオーディオでは、より感性的に好みの音が得られやすいアンプとの組み合わせを目標とすることが多いのですが、モニタリング用途では「好みの音」ではなくて、問題がある音がわかりやすい、綺麗な音に加工していない「素直で安定した音」が得られる状態を目指して、用いるスピーカーの個性との兼ね合いなどから選択していきます。 業務用とは、何よりも「常に安定した動作」という安全性、信頼性が最優先、その次に費用などの経費面が優先され、運用状況に応じた安全マージンを得られる耐性がある製品の中から、より個性が少ないサウンドが得られるアンプを組み合わせていきます。 PA、SRなどで、あえて帯域制限をかけたりするのは、スピーカーの安全運用領域きをより拡大させることができたりする場合に活用します。 パワーアンプで帯域制限を行わず。ミキサー(卓)で行ったり、間に挟み込んだ「音場補正器」(いわゆるグラフィックイコライザー)などで対処することの方が多かったりしますねぇ。 どこのどんな機能をどのように扱うか?というのも「プロ」の腕次第。(基本的には技術者、エンジニア、技師などと言われる「職業」の人が扱うんですからね。) なお、レコーディングモニターは音楽的内容や収録状態のチェックに重点を置き、ミキシングスタジオなどは収録素材からどこまでバランス良く柔軟な聞こえ方に調節するか?というのが重要、放送局用は基本的には言葉などがはっきりと伝えられているか?音楽や他の効果音などとのバランスは整っているか?という範囲が重要。まぁ、音楽番組などは音楽的表現や、放送規格内の音声制限内で、より好ましいバランスが得られているかどうか?などの確認も重要となってきますねぇ。 アンプは「スピーカーをより良い状態で駆動する」という目的に応じて、その利用時に求められるスピーカーの能力を十分に発揮させながら、常に安定したフ動作ができれば、業務用としてはこれで良いのです。 (このため、古くから使われ、素性もわかる実績を積み重ねた「定番品」が、より安心できるため、民生用機器のような頻繁なモデルチェンジは好まれない傾向もあります。)
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- denpadenpan
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確かアキュフェーズに PRO-20 というスタジオ用アンプがあったね~ 放送用モニター 2S-3003 用の末尾が違う特別仕様てのもあったはず。 PRO-20 の コンシューマー向けが A-50。 違いは比べてみてもらうとして~ Accuphase PRO-20 https://audio-heritage.jp/ACCUPHASE/amp/pro-20.html Accuphase A-50 https://audio-heritage.jp/ACCUPHASE/amp/a-50.html A-50 は、パワーメーター付きでフロントパネルがゴージャスになった分、流石にお値段もお高くなってる(笑) スペックは、定格出力以外は同じかな~ でも、定格出力が違うのは何でだろ? A-50 は A級アンプと言ってるけど、PRO-20 にその表現は無い。 消費電力は同じだから~ PRO-20 は電源トランスの電圧を上げて、終段のアイドリング電流は下げてるのかな? そう考えれば帳尻は合う。 それにしても、310W(無入力時)の AB級って凄いけどね(笑) というわけで、結論としては プロ用は出力が大きくて、飾り気が無いってとこかな~
補足
プロ用は飾り気が無く丈夫く耐久性が高いと言う事でしょうか。
- John_Papa
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アンプはホームオーディオ用・PA,SR用・モニター用などの違いは、あまり(デザインの違い程には)ありません。実際、ホームオーディオ用にPA,SR用を使う人も居ますし。 業務用として最も求められるのは放熱(長時間・大出力でも壊れる程熱くならない、クーリングファンが必要になる場合も多い)をはじめとする「安定動作」という性能です。 大きく異なるのはスピーカーです、スピーカーは目的・用途によってサイズや重量・部品形状などが違います。出せる音量や得意な帯域も違います。価格も当然違います。スピーカーに合うアンプを求めるということになります。 アンプから1Wの電力でドライブすると、PA,SR用のスピーカーからは100dBspl/m程度の音量が出ますが、ホームオーディオ用やニアフィールドモニター用スピーカーからは90dBspl/mくらい、ポータブルスピーカーだと80dBspl以下で60Wでやっと90dBsplくらいの音量が出せます。PC用スピーカーもポータブルスピーカーと同じくらいですね。 90dBspl/mって、超えなければならない大声コンテストの入賞への目標ですから室内で90dBspl出ていれば、スピーカーとしての存在感はあります。 dBspl/m って、馴染みが無い単位かもしれませんが、業務用で音の大きさ(音圧)を言い表す単位です(プロでなくてもマニアなら気にする単位です)。/mというのは「距離1mで」という事。/wが付けば「アンプ出力1W」という意味になります。騒音計でも40dB/A(/Aは騒音用で定められた周波数特性で計測された事を表す)て、冷蔵庫やエアコンの静粛性の目安として使われていますね。 100dBspl/w/mのスピーカーなら、アンプ0.1wで90dB、100Wで120dB、1000Wなら130dBの大音量が得られます。 ただし、屋外では10mで-20dBの80dB、100mで-40dBの60dBに音量が拡散減衰してしまいますので、1000Wのアンプ全力で鳴らして100m先で手に持ったポータブルスピーカーと同程度もしくは負けてしまう音量になってしまいます。机の上での計算ですけどね。 PA,SR用のアンプは、100dBspl/w/mなどという高能率スピーカーに使われるのですから、スピーカの近くで小音量で使う場合にはノイズや歪みの少なさも要求されます。大パワーで低ノイズ・低歪み、なかなか難しい要求ですね。
補足
有難うございます。PA,SR用パワーアンプに家庭用高アンプより音の良いものがあることは知っています,低出力の業務用アンプで音の良いものがあるようですね。
お礼
多くこと教えて頂きありがとうございます、車で考えると一般用の車とタクシー使用の車の違い見たいなのでしょうか。最近業務用音響製品に興味を持ちました、こてから知識を得たいと思います。