空気の洗浄能力もあるサトイモ科の植物の食わず芋は有毒植物ですが普通に接していれば問題はありません。
サトイモで痒くなる人は特に注意する必要があり、たまたま皮膚が荒れていたり粘質の柔らかいところに樹液が触れたり、その日の体調にもよりかぶれの程度には個人差がありますが植え替えや剪定などのときは手袋などを使用し直後は手洗いをしたほうが無難でしょう。
食わず芋の成長が思わしくないのは根づまりを起こし根からの水分や栄養分の吸収が悪くなっているからではありませんか。
食わず芋は根の生育が旺盛なので種類にもよりますが1~2年に1度は植え替えを行います。
植替えのタイミングは5月中旬から8月中旬に行いますが今からでも大丈夫です。
この時期に行うと根鉢を崩したり根を切り詰めても植え痛みが出にくく調子を取り戻しやすいからです。
用土は軽石を底に敷き赤玉土とピートモスの混合土を赤玉土5、ピートモスまたは腐葉土3、軽石または日向土2に元肥として固形肥料も入れて下さい。
次は根腐れですが食わず芋は日本の冬場は生育に厳しい季節です。
食わず芋は耐寒性のある方ではありますが生育に厳しい冬場は水遣りを控えて休眠させる処置が必要です。
ここで水遣りを頻繁に行うと根腐れの原因になりますので注意が必要です。
水遣りは10月までは鉢土が乾いたらたっぷりと鉢底から水がしみ出るくらい与えますが11月から3月までは土を乾かし気味にします。
この時期に水を与える時は暖かい日の午前10時頃にたっぷりとやると良いでしょう。
食わず芋は冬の間は室内のできるだけ暖かい場所に置きましょう。
肥料は4月~10月の生育期に速効性の液体肥料を月に2~3回やります。
お礼
たいへん詳しい情報をありがとうございます。 ちょっと引越などでバタバタしてるんですが やはり枯れていくのを見ているのは しのびないのでがんばって植え替えてみます。 土の種類も何を混ぜていいのかサッパリわからな かったのでたいへん参考になりました。