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古典 活用について
「水車を造らせられけり。」という文章の、「せ」の部分が、使役・未然形と書かれていました。 活用としては せ せ す する すれ せよ になると思うのですが、なぜ連用形ではないのでしょうか。 よろしくお願いします。
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- kine-ore
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回答No.1
後続の尊敬の助動詞「らる」が、前段の使役の助動詞「す」の<未然形>での接続を要求しているからです。 これは未然・連用の活用が異なる動詞に当ててみればわかります。 例) 来(こ)(カ変「来(く)」の未然形)+らる(尊敬の助動詞「らる」下二型の終止形) これが、カ変「来(く)」の連用形ならば「来(き)+らる」で不合になります。 細かく品詞分解すれば接続は次の通りです。 造ら(ラ行四段型「造る」の未然形)+せ(使役の助動詞「す」下二型の未然形)+られ(尊敬の助動詞「らる」下二型の連用形)+けり(過去の助動詞「けり」ラ変型の終止形)