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保管中の核兵器って暴発することないの?

クリミア半島で弾薬に火が着いて爆発したとかやってましたね。 ふと思ったんですが、核兵器ってこんなふうにうっかり扱いを間違えて暴発することってないのでしょうか? 普段は危険がないように分解して保管してるのかとも思いましたが、大統領とか高官が死んだ場合、自動で発射するようなシステムが用意されてたりしますよね? こういうのって核兵器が爆発できる状況なわけで、うっかり暴発とかないのかなと。 まあ、それなりのレベルの人間が管理してるとは思いますが、ウッカリ爆発させて世界を巻き込むのは勘弁してくれよと思います。 今のロシアならやらかしそうなので。

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  • eroero4649
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回答No.2

核爆弾に限らず、普通の大砲の砲弾も起爆装置(信管)は取り外しがされていて、使う直前になってから起爆装置が取り付けられます。起爆装置が取り付けられない限りは爆発しません。 潜水艦に搭載されている核ミサイルも、うっかり水中で暴発したら乗組員が全員海の藻屑になるのでうっかり起爆しないようになっているはずですが、どんな仕組みになっているかは分かりません。軍事機密ですからね。 緊急で即座に発射できる(つまり臨戦態勢の)核兵器の準備はアメリカもロシアもあるはずだと思いますが、非常にセンシティブな問題ですからどうしているのかどこの国も堅く口を閉ざしていますよね。 発射に関しては北朝鮮以外では少なくとも複数の責任者の鍵(物理的な鍵というより、パスワードみたいなものみたいです)が揃わないと発射できないようになっています。北朝鮮だけは金正恩が「撃て」といったら撃つでしょう。 1983年9月26日、ソ連(当時)の核ミサイル発射監視システムは、アメリカの核ミサイルが発射されたと警告を発しました。30分後にはモスクワに弾頭が到達するでしょう。 このときの担当士官だったスタニスラフ・ペトロフ中佐はこの警告を無視し、反撃のミサイル発射を命令しないことにしました。発射されたとされる弾頭の数が少なすぎたので、先制核攻撃をするには不自然と判断したからです。実際、この警告は誤作動でした。これはソ連では長い間極秘事項とされていましたが、ソ連の崩壊などによって明らかになり、ペトロフ氏は「全面核戦争から世界を救った男」とも呼ばれるようになりました。 また1961年1月24日に、核爆弾2発を搭載したアメリカのB52爆撃機が墜落事故を起こし、搭載されていた核爆弾が地上に落下するという事件が起きました(ゴールズボロ空軍機事故)。幸い核爆弾は爆発せず、安全装置が作動していたとのことですが、そのうちの一発は爆発する可能性があったという説もありますね。その爆弾は、広島の原爆の250倍(!)の威力があったといいます。 アメリカ軍は他に(今のところ判明している範囲で)1966年と1968年に同じように核爆弾(一方は水爆)を搭載したB52爆撃機を墜落させるという事故を起こしています。このときの事故では爆弾は爆発こそしなかったものの、放射能漏れを起こして墜落地点の周辺地域を汚染しています。 前科度でいうと、アメリカの方がやからしているというのはありますね。

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  • DESTROY11
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回答No.1

核兵器というものは精密に制御された爆発を起こしてやらないと核爆発は起きません。いわゆる誘爆ということは起きません。 核兵器倉庫が火事になったりして爆弾が破損し、放射性物質暴露で汚染される危険はありますね。 戦略核兵器は何階層もの安全装置がかけてあるので現場の兵隊だけでは発射は不能です。 もっとも危ないのは戦術核兵器でしょう。 士官の判断で使用できるし迂闊に破壊したりすると放射性物質がまき散らされる危険が大いにあります。

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