- ベストアンサー
【京都祇園祭のちまき授与って】中身は何が入っている
【京都祇園祭のちまき授与って】中身は何が入っているのですか?食べられる白いお餅のちまきが入っているのでしょうか?京都の人はちまきを食べずに玄関に吊るして干からびたお餅をどうするのですか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>【京都祇園祭のちまき授与って】中身は何が入っているのですか? 一種の「お札若しくはお守り」です。 >食べられる白いお餅のちまきが入っているのでしょうか? ちまき!と言っても、食べ物ではありません。 各町内会毎の鉾のご神体から、受けたお守り。^^; >京都の人食べずに玄関に吊るして干からびたお餅をどうするのですか? 先に書いた通り、おもちは入っていません。 ですから、玄関に一年間飾っても腐る事はありません。 簡単に言うと、「正月の玄関飾り」と似た物です。 玄関飾りは、年神様を迎える為に「ここが我が家の入り口ですよ!」と案内する目的。 祇園のちまきは、スサノウ神に「我が家は、蘇民将来の子孫ですよ」と案内する目的。 昔、京都で疫病が流行って多くの民が死亡しました。 この時に、疫病退散目的で誕生したのが祇園祭なのです。 疫病を退散するのが、スサノウ神なんですね。 曰く、昔貧しい姿の旅人が一夜の宿を頼んだ。 金持ちのコタン将来は、「貧乏神は出ていけ!」と追い払った。 貧しい蘇民将来は「何もありませんがともてなした」のです。 この時旅人は「私はスサノウ神である。将来の蘇民将来の子孫は疫病・厄から守ってやろう」と告げたのです。 そこで、「我が家は蘇民将来の子孫だよ」と証明する為に「ちまき」を玄関に飾るのです。
お礼
みんなありがとうございました