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偽装ポルノ
ポルノ(ポルノグラフィ)と言う言葉の定義としては「性的興奮を起こさせることを目的としたエロチックな行為を表現したもの」 なのだそうですが、「ポーズ写真集」(女性のモデルが全裸で様々なポーズを取っている)は書店の「美術書コーナー」に置かれていることが多いものの、モデルの大半はアダルトビデオ女優です。美術専門のモデルということはほぼありません。 かつては「医学番組」「科学番組」「事件再現番組」「美術番組」などとして裸の女性を出演させる番組も数多く放送されていました。一例を挙げると、「健康診断」「診察」を受ける女性(確実に仕込みでしょう)の映像であったり、「レイプ事件」の再現であったり、女性モデルを描いているところなどです。 製作する側からすれば「これはポルノでは無い」といくらでも言い逃れができますし、取り締まる側からすれば無理やりこじつけることもできそうに思えるのですが、実際にはどのような基準で判断されるのでしょうか。
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- eroero4649
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ポーズ写真集のモデルさんがAV女優なのは「裸でいろんなポーズをとっていろんな角度から撮影する仕事」を引き受けてくれるのがその人たちだったというそれだけのことですよ。商業作品ですから、素人ではなくちゃんと撮られることに慣れている人じゃないと困ります。また普通のモデルさんは裸でヘンテコなポーズをとってかつヘンテコなアングルで撮られるのは嫌がる人が多いでしょう。そういうのもOKよって子を探したら、必然的に顔出しOKの経験豊富なAV女優さんが引き受けることになると思います。 猥褻の論争なんてのはもう二百年くらい前から世界中で起きていたことです。 日本でも戦後すぐに「額縁ショー」というのがあったのです。コントみたいに額縁があって中身が抜けていて、その向こうで女性が名画のヌードを再現しているのです。「これはストリップではない。名画を再現したものだから芸術である」という口実です。ストリップ禁止で摘発を受けないための手段でした。だから「動いたらNG」だったんですよ。いやこれ本当の話。動いたら動画になっちゃうじゃないですか。額縁の向こうでお姉さんがおっぱいを出してじーと動かない。それを殿方が妙に真面目な顔で鑑賞している。今見るとシュールな光景ですよ。 海外のエロ本なんかでも「性器と性器が触れたらNG」「性器と口が触れたらNG」なんてルールがあったりします。だからお姉さんが股座をパカーと開いて、その横で男優さんが勃起した陰茎を持って、触れる寸前のところでパシャっと撮っていたりするのです。 当局が規制しようとすれば、それを潜り抜ける手段を考える。そこは昔から連綿と続いてきたことですよ。