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ユニセフの意義
TV等で貧困国の国民や(主に)子供を救うための募金を見たことがありますが、この意義ってあるのでしょうか? 1 困ってる国民を救うのは基本的にその国の政府だと思いますが、その政府は何をしてるのでしょう? 2 国によっては、子供が水源地まで往復2時間以上かけて水を 汲みに行ってるような所もあるそうです。水源地まで住居が密集してるならわかりますが、見渡す限り空き地が広がってる状況なのに何でもっと水源地の近くに住まないのでしょう? 3 CM等をみると、日本で言う中学生ぐらいの子が赤ん坊を抱いてたり、母親(らしき)女性が2~3人の子供を連れてる映像を見ます。日本でも子供は2人欲しいが収入が少ないので1人しか産まない世帯もあるのに、食料も水も不足してるなら何で育てられない数の子供を作るのでしょう? 4 彼らが自ら環境を良くしようという姿勢が見えません。「開墾して作物を育て井戸を掘り何とか自給できるよう努力するから、あと5年、あと10年だけ援助してくれ」というならまだわかりますが、そのような計画って聞いたことがありません。何も計画が無いならニートと同じでキリが無いですよね。彼らは何を考えてるのでしょう? 主に上記の4つが疑問点なのですが、貧困国ってどうなってるのでしょう?
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- goldfish12345
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補足拝見しました。 援助のあり方や援助組織に多くの問題があるのは同意しますが、 貧困国の人々は…と十把一絡げにして見下すのは偏見です。 全ての貧困国の人が援助を受けているわけではないし 援助を受けている人のすべてが考えない・働かない・努力しない人々ではありません。 貧困が当人の怠惰さの結果と決めつけるのは間違っています。 こちらの質問を読んだ方に誤解されたくありませんので追記しました。
- goldfish12345
- ベストアンサー率48% (80/166)
これすごく深い話ですよ。開発経済学とか学ばれるといいと思います。 まず前提として貧困国はたくさんあり、それぞれ事情が違います。 あなたの挙げた4点を全ての国が満たしているわけではないです。 寄付の募集は分かりやすくキャッチーな写真やエピソードが選ばれがちといった問題があります。 (10年以上も同じ写真を使っているのを見ると、そのプロジェクトはとっくに終わってるんだろうなと思います…) 1 国民を救う気がない国があります。国民の税収や経済活動で国が回るのではなく、資源を売れば政府に収入がある場合、政府は資源価格の維持や営業活動だけ頑張ればいいという話になります。当然収入を国民に分配なんてしません。 2 水源地は野生動物がいて危険、近くの水源地は別のグループが独占していて使わせてくれない、有料で払えないといったケースが考えられます。空き地に見えても誰かの私有地で住めない場合もあります。例に挙げたような悲惨なケースは、被差別民の場合が多分にあります(マジョリティの人はもっといい暮らしをしている)。 3 子供を労働力として使う場合ガンガン生みます。避妊できないケースもあります(男女の力関係が不均衡すぎる、避妊用品を買うお金がないなど)。子だくさんはいいことだと思っていて、食べ物がないのも当たり前だと思っていて、少しだけ産んで大切に育てるという発想がそもそもなかったりもします。 4 これはかなり根深く、先進国が支援をした結果、「上手に先進国支援を勝ち取る」方が自給の努力をするよりコスパが良くなってしまっている面があります。先進国の支援を取るコンサルタントだのの怪しい仕事の人が跋扈しています。 先進国も、ただお金をあげるのではなく自分の国に見返りのある国やプロジェクトを選ぶことで汚職の温床となり、あげたはずのお金が現地に使われていないことがあります。 かつての日本のODAは橋のような大規模建築系でしたが、発注先が日本企業でしたのでお金は結局日本に帰ってきていました。現地に橋ができるのはいいですが、継続的な雇用や技術は生まなかったわけです。 また、昔は援助内容を決めるのはあげる方だったので、現地の習慣に合わない見当違いなプロジェクトも多く、お金がたくさん無駄になりました。 近年は受け入れ国側のNGOと協力することで、受け取る側が必要と判断した支援がされるようにするのが一般的です。 支援漬けになり予算規模の大きくなってしまった現地政府は、新たな資金援助がなければ回らなくなってしまうこともあります。政府間の資金援助は貸付の場合もあるので利息が膨らんでいくんですね。形を変えた植民地主義ではないかと批判されています(グローバル企業が現地に進出できるよう関税交渉する際に資金援助を条件に出してくるなどです。現地企業は負けます) 途上国への寄付というといいことした気持ちになれますし耳障りもいいですが、 このように色々問題があるのも事実なので、私個人としては現地団体の人がリードしているプロジェクトに寄付するのがいいのかなと思っています。
お礼
ご回答ありがとうございます。
補足
1 資源を売ると併せて、その資源により産業を起こし労働者を増やせば、貧困も減少し国民からも税収が見込めるので、国はもっと豊になると思いますが、政治家にその考えが無いのでしょうかね。 2 誰かの所有地にしても実際には汲みに行ってるのですよね。タダで汲めるのでしょうか?勝手に所有地に入らないよう監視してるような人がいるようにも見えないし、こんな国なら土地の登記など無いと思いますが、そもそも所有権という概念もないように思いますがどうなってるのでしょう? 3 >子だくさんはいいことだと思っていて、食べ物がないのも当たり前だと思っていて、少しだけ産んで大切に育てるという発想がそもそもなかったりもします。 それなら、動物と同じで餓死する子がいても仕方ないので寄付する意味もないですね。 4 既に他界しましたが、ドリフターズのいかりや長介さんはアフリカへ頻繁に旅行に行ってました。 TVで見たのですが、食料に困っている貧困地にも行っており、せめて食料だけでも困らないよう、痩せた土地でも育てることができる種のさつまいも芋(だったか)を持って行き、蒸かして食べさせたところ皆が「おいしい」と言うので、「栽培方法を教えるから、明日の朝に集まってくれ」と言ったのですが、翌日になると誰も来ない。 長助が「なぜ来なかったんだ?」と聞いたら、「そこまでした食べたいとは思わない」と言われたそうです。 正に「ダメだこりゃ」と思ったと感想を述べてました。 こういう話を聞くと、貧困国の人々は、考えない・働かない・努力しない人々なんだなと思います。 結局、ユニセフって貧困国の根本的な問題点の改善を図る活動をしないと意味ないですね。
- agehage
- ベストアンサー率22% (2752/12072)
(1)戦争とか争いとかしています A政党が勢力を持つとそれに対抗するB政党が内戦を仕掛けたり。クーデーターとかも。 (2)お水が組める場所は実は近くにもあるのですが、使ってはダメと言われたりしてわざわざ遠くまで汲みに行きます。なんてことがあります。(1)の事情です (3)「食べ物もお金もないのに子供を産んでる」のではなくて、子供を産み育てられる幸せな国だったのが内戦でめちゃくちゃになった、なのです。子供を産んだ時にはきっと問題ない国だったのでしょう。 (4)(1)などの事情です 昔から貧しく、ずっと貧しい国というわけではなくて、貧しくなっちゃった人々というのもいるのです。 こんなことに巻き込まれた人を助けるのが国際援助団体です
お礼
ご回答ありがとうございます。 最近になって内紛などで貧困になった国ならまだわかりますが、アフリカなどは20年以上前から既にユニセフの募金CMを見た記憶があるので、結局現地の人々の教養が足りず、何も考えない人々が多い結果でしょうかね。
- watanabe04
- ベストアンサー率18% (295/1598)
国連もロシアの暴走で形骸化している現状を見ると、 先進国の自己満足にも見えてきますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 先進国の自己満足と言うより、ユニセフ自体が単なる利権団体のように思えてしまいます。
お礼
再度のご回答ありがとうございました。