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CDの黎明期のデジタル録音はどのようだったか
- CDの黎明期のデジタル録音は、貧乏オーディオ好きがCDプレーヤーを購入し、近所からの苦情を受けるなどのエピソードがあった。CDは当時あまり売れておらず、買えたCDはカラヤンの第九やYESの90125などだった。音質はきれいではあるが深みには欠けると感じられた。また、1983年に西ドイツで作られたCDやYAMAHA、DENON、SONYなどのプレーヤーで聴かれた。特にパイオニアのBlu-rayプレーヤーとの相性が良かった。さらに、カラヤンの第九が見つからず、代わりにマウロパガーニの地中海の伝説を聴いたところ、音質の大きな違いに驚かされた。
- CDの黎明期のデジタル録音では、貧乏オーディオ好きが型落ちのCDプレーヤーを格安で購入し、近所からの苦情を受けたエピソードがあった。当時はCDの普及率は低く、買えたCDはカラヤンの第九やYESの90125などだった。音質はクリアではあるが、深みに欠けると感じられた。1983年西ドイツで作られたCDやYAMAHA、DENON、SONYなどのプレーヤーで楽しまれた。特にパイオニアのBlu-rayプレーヤーとの相性が良かった。また、カラヤンの第九が見つからず、マウロパガーニの地中海の伝説を聴いたところ、音質の大きな違いに驚かされた。
- CDの黎明期のデジタル録音では、貧乏オーディオ好きが5万円で型落ちのCDプレーヤーを購入し、近所からの苦情を受けたエピソードがあった。当時のCDはあまり売れておらず、カラヤンの第九やYESの90125などが購入できた。音質はきれいではあるが、深みに欠けると感じられた。1983年に西ドイツで作られたCDやYAMAHA、DENON、SONYなどのプレーヤーで聴かれた。特にパイオニアのBlu-rayプレーヤーとの相性が良かった。さらに、カラヤンの第九が見つからず、代わりにマウロパガーニの地中海の伝説を聴いたところ、音質の大きな違いに驚いた。
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CD が普及し始めた頃の 1980 年代前半に於ける PC (Personal Computer) の RAM (Random Access Memory) は 64kB〜1MB、HDD (Hard Disk Drive) の容量は 10〜40MB といったところでしたが、CD は御存知のように 650MB〜700MB もあります。 今でこそ PC は RAM 4GB、SSD (Solid State Drive) 256GB なんて Spec' のものが Basic になっていることから CD 1 枚分の全 Data を PC に取り込んで、曲全体の Peak 値を検出するなんて事が簡単に行えるようになっていますが、CD 初期の頃は曲全体の Peak 値が何処にあるのか PC で検出するなんて夢のまた夢みたいな時代でした。 そのため、何処の Label も予期しない Peak で 16bit (96dB) を使い切って Clip させてしまわぬよう、Peak Level を -12dB 以下に抑えた結果、12bit とか 14bit 分の Dynamic Range しかない CD Media が出てきてしまったわけですね(^^;)。 でも PC……と言うより Label 会社の業務用 Computer が進化するにつれて安心して 16bit ぎりぎりまで記録できるようになり、それでは一般的な再生装置で高 Dynamic Range の音を再現できないことから Compressor で圧縮してしまうようになり、20bit で録音しておいて Mastering の際に 1:1.25 の圧縮を行って 16bit 内に 20bit 分の Data を入れてしまうとか、どうせ 12bit ぐらいしか屋内再生 Dynamic Range は取れないのだからと 1:1.25 ぐらいの圧縮を行った後に -4〜-6dB 以上を 1:2 ぐらいに圧縮する Peak Limiter をかけて 16bit 分の Data を 12bit に、20bit 分の Data を 14bit に入れてしまうなんて手法も生まれたようです(^^;)。……流石にそれをやられると 70dB 以上の Dynamic Range に追従できてしまう Headphone Monitor では「なんか変だな(^^;)?」ってな音になってしまいますが……。 まぁ Classic Source でそんな事はあまりしないでしょうが、Animation や Pops では良く行われている手法のようで、その手の曲を PC で波形表示させると恐ろしいほどに上位 bit に音波が集められているのが判ります(^^;)。 Audio は時代や環境にによって音が変わります。 録音再生機器の性能が変わるのでから、それまで聴いてきた Media の音が別の Audio 環境ではガラリと変わってしまうのです。 CD 等の Media も Label や録音 Engineer によって音が大きく変わります。 同じ曲でも演奏家が異なれば音が異なるように、録音 Engineer が変われば音が変わるのです。 高性能な再生環境に変えたら音がショボいものになったなんて事も当然起こります。 音の善し悪しはあくまでも聴く本人の好みですので、高性能なものにすれば音が良くなるなんてわけではないのです。 私の Digital Sound Data への期待は「何千何万回再生しようとも劣化する事がなく、Ripping してしまえばどれ程 Sound を弄ろうとも Original Data に影響がない 」事でしたので、Analog Disc を全て売り払って CD に、更には PC Audio に移行した時には (未だに千枚近い CD を売っ払っていないのですが(笑))「これで機器毎、Label 毎、曲毎に変わる音を全て自分好みの音色に調整できる(^_^)/」と喜んだものです。 面白いもので、20 年前に気に入っていた調整値と現在の調整値、その間に何度も変えた調整値は何れも異なっており、寄る年波で聴力が低下してきたのが一目瞭然で愕然としてしまいます……現在の調整値で鳴らす音なんてとても他人には聴かせられません(笑)。 ただ、機器によって変わる音色もまた魅力的なもので、数年前までは曲によって電圧増幅用の Miniature 真空管を取り替えてはその音色変化を愉しんでいましたし、今は 3 機種ある DAC (Digital Analog Converter) を曲によって切り替えて愉しんでいます。……勿論、PC 内の Data も気に入った曲は何種類もの調整値で音を変えた複数の File があるのですが……(^^;)。 >パイオニアのBlu-rayプレーヤーの音がこのディスクでは相性が良かったです。 Pioneer は昔から Legato Link と言って 20kHz 以下の音 Data から 20kHz 以上の音 Data を創り出す手法を DAC に組み込んでいますので (Luxman も Fluency という名の似たような Algorithm で動作する DAC 回路にしていたと記憶します)、12〜14bit しかない古い Digital 録音 Data も 16bit 或いは 24bit の波形にしてしまうでしょうから、そんな音になるのではないかと思います。 DENON も AL24 Processor で 16bit を 24bit にしていましたが、Pioneer や Luxman とは異なる手法による 24bit 化ですので、多分 Pioneer や Luxmann とは異なる音だろうと思います……一時期、私の愛器は DENON でしたが、Pioneer や Luxmann は手にした事がないので判りません(^^;)。 現在の私の愛聴盤には CD 出現以前の Analog 録音を CD 出現直後に CD 化した、14bit 分ぐらいの Dynamic Range しかないものもかなり含まれていますので、昔聴いて感動した Original の音を聴きたくなると 80 年代の Philips TDA1541AS1 という DAC Chip を用いた DAC 機で再生したりしています(^^;)。 でも、ここ数年の間に入手した Digital Sound Source は ESS ES9018 という DAC Chip を用いた DAC の方が相性が良いですね……やはり時代によって音も変わるものなんだなと痛感させられます。 素敵な Audio Life を(^_^)/
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして。 CDが登場した初期の作品では、ご質問者様がおっしゃる「きれいな音ですが深みは足りません。」という印象。確かにありましたねぇ。 この時代のCDでは、絶対に最大bit数を超すことが無いよう、基準レベルがかなり低めに設定されていたため、実質的な利用bit数が少ないため、特に「微小音量域」の解像度が、かなり荒くなってしまったものがほとんどです。 「デジタル録音」は、CDが登場する10年も前に一応実用化されています。 https://www.denon.jp/ja-jp/blog/3582/index.html 初期の録音環境では、一発録り。技術的な問題があったら、何度でも演奏を繰り返す。という事から、基本的には少人数の楽曲がー多かったようです。 すでにアナログテープのマルチトラックレコーディングや、後からの編集などが確立した時代ですから、CD化音源の多くが、アナログマスター音源からデジタル化した物の方が多く存在します。 実は、デジタルからアナログに戻す部分でも音質的要因はあるのですが、現実的には逆の「アナログからデジタル化」の方が、音質変化要因が大きく、後年になって「リマスタリングCD」などの音が「鮮度も良く、柔軟で深みのある音」などと評価されるケースが多いのは、マスタリング時のサウンド調整もありますが、よし進化したAD技術による影響も大きい。と考えても良いでしょう。 あと、余談ですが、先輩回答者様「John_Papa」様が言及されている「フィリップスとソニー」の話は事実ですねぇ。最初期の「フィリップス」単独の試作機では、おおよそ直径10cmで、60分近いm-小野だったそうで、のちに共同開発となってから、フィリップス側は「コンパクトカセットテープの対角線にあたる11.5cm」を主張したが、ソニー側の関連ソフト「ドル箱作品」に対する主張(その裏に。指揮者側からの要望もあった)という背景により、直径を12cmとし、74分41秒まで、という規格に収まったのでした。 複数の方面、当時かかわった複数の人の談話やインタビューなどの記事になっています。 (一応、Wikiにも簡単に書かれていますね。) CD登場初期にあたるアニソンアルバム、リッピングして編集ソフトで確認してみたところ、瞬間最大でも14bitまで、アニソンなので、かなり音量が平均化されていますが、平均的には12bitという状況でしたねぇ。いやはや、2bitも余裕度?無駄に??って、残念ですね。 (オリジナルデータとして、それはソレですが、他の曲と音量差も大きいので、編集ソフトで「ノーマライズ」(一番大きな音の部分が最大の16bitに)という作業を施した音源データを、通常利用していたりしますよぉ。
お礼
こんにちは。 はじめまして。 どうぞ宜しくお願いします CDの当時のもの聴いて深みがない音圧に欠けて音だと思いました。 デジタル録音はDENONがその10年も前から手がけていたとは驚きました。 とても大きな機器でした。 ダイレクト録音だったのですね。 アナログマルチトラックレコーディングはビートルズで伺ったことがあります。 リマスタリングのことも教えてくだりありがとうございます。 ビットレートのことも学び増す。 https://www.adobe.com/jp/creativecloud/video/discover/audio-bitrate.html#:~:text=%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA,%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AF%E8%A9%B1%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 この度はお世話になりました。ありがとうございました。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1946/7535)
音に深み(遠近かな?)が聞けるかどうかは録音条件に依存します。 ペアマイクで録音すると左右の僅かな時間差が記録され奥行きが出ますが、音マイク(楽器毎に1本のマイク)録音すると平面的な音しか再生できません。 良い音で録音しようとしてオンマイク録音する演奏家や音響さんはこのことに気付いていないことが多いです。 最近は生楽器が少なくなってスピーカーからしか音が出ない楽器が多いですが、これらの音質は濁りがあり奥行きある響きがなくつまらん。
お礼
こんにちは。 いつもお世話になります。 ご回答ありがとうございました。
- John_Papa
- ベストアンサー率61% (1186/1936)
おそらくカラヤンの第九は1962年のアナログ録音マスターのものでしょうね。 私の記憶では、フィリップとCDの規格協議で、SONYが収録時間74分にすると譲らなかったのは、この録音を1枚のCDに納めたかったから、という逸話があるとか(実際には?)。 CDの黎明期において、それ程ハードウエア的に背伸びした規格でした。 過去回答もご参照ください。当時のパソコンがどんなレベルだったか簡単にまとめているつもりです。 https://okwave.jp/qa/q9813635.html Wikipedia等で PCMプロセッサー や CD-DA というキーワードで調べて見るのも参考になると思います。
お礼
こんにちは。 お礼が遅くなりました。 お詫びします。 カラヤンのアルバムは録音は74年のものが見つかり聴きました。 少し残念でした。 当時のパソコンはAppleのもの使っていて音楽は関わってませんでした。 フロッピーディスクの時代でした。 8ビットパソコンでした。 https://ja.wikipedia.org/wiki/PCM%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC PCMプロセッサは存じ上げませんでした。 CD-DA はわかります https://youtu.be/_Wgu_O1ob7w この度はお世話になりました。 ありがとうございました。
- thunderkarasu
- ベストアンサー率34% (265/762)
CDが発売されたての頃の盤は、CD売り出しのために早期に多数リリースする必要もあり、LPレコード用のマスターテープからそのままデジタル化したものが殆どであった。 当時どのようなものだったのかと言われれば、確かにスペック上の音質は優れていたが、そのフィーリングがLP盤に比べ面白くない音だったのは、筆者も実体験している。 というのも、LPレコードのダイナミックレンジの狭さやイコライザ(RIAAカーブ)を考慮していたものをそのままCD化してしまったために、ダイナミックレンジが広いCDに適していなかったのだ。 また、デジタルで高音質、ダイナミックレンジも余裕があるからと音圧の低いままリリースしたものも多かった。 でも実際に聞くとショボいもので、この反動で90年代後半以降の「音圧戦争」に繋がってしまった(FM放送でも)。 誰しもハイスペックなリスニング環境で聴いている訳ではなく、圧倒的に普及価格帯の機器、ヘッドホン・イヤホン、カーオーディオ等の過酷な条件下で聞かれていたからだ。 それらの技術的・マーケティング的反省と技術知見が積み重ねられ、さらにサウンド編集・加工機材の高度化・高性能化・高精密化等を経て、現在のCD等に適したマスタリング技術が確立している。 さらに2000年代後半以降、過去のCD作品のリマスター盤が多数出ているのも、そういった過去の経緯があるのと、リマスター盤発売でさらに売り込みたいレーベルの思惑もある。 なお、このマスタリング技術の向上は、アナログレコード盤にも反映されて、「リマスタリング・アナログ復刻盤」をリリースしているものもある。 https://www.hmv.co.jp/news/article/1808221004/
お礼
こんにちは。 遅くなりました。 お詫びします。 CDが発売されて多数のリリースがLP レコードのマスターテープからデジタルダビングされてた、こと存じ上げませんでした。 お勉強になりました。 その音はあまり良くなかったようですね。 ダイナミックレンジの関係だったのですね。 音圧戦争のことも教えていただきありがとうございます。 マスタリングのことも知って理解が進みました。 この度はお世話になりました。 どうもありがとうございました。
お礼
こんばんは。 大変遅くなりましたが、ずっとお礼をどのように表そうと思い悩んでいました。 昇華することと他の音源残り比較に時間を要しました。 所有してるものの多くは何故か1986年くらいのものが多かったです。 その頃は自由に音源のCDを買っていました。 音圧はそれほどありませんでした。 1983年くらいののRAM は64MBから40MBとは、 CDの方が遥かにオーバーしてました。 残念ながらPC で当時音楽を扱う知識に欠けていました。 現在のPCの進化は驚くことです。 そしてレーベルごとに違うことを教えてくださり感謝します。 古い音源は思い入れがあります。お気持ちを察します。 調整値が異なるのですね。 機器ごとの特性もあります。 仰る通り時代によって音が変わることを実感しました。 最近はあまりディスクは購入してませんでした。 たまにSACDの中古に手を出していました。 この度はまことにありがとうございました なお今後共どうぞ宜しくお願いします。